The love that breathes

例えば空を見上げるような.

「We」'er the 「once」

それは堂本光一と、堂本剛

 

 

 

 

KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 You

2019.12.14(Sat.) & 12.15(Sun.)

 

伺って参りました。

初日は万感。2日目は気概。至極簡潔に表すなら、そんな言葉です。

 

 

今年の冬はどんなふうに過ごすことになるのかな、2人の季節は訪れるのかな、と思い馳せる日々。特番ラジオで光一さんが「KinKi Kids ドームライブ やります」ってラスト10秒、許可前にぶっこんで開催を知ったのが10月10日。

それから約2ヶ月。

2年ぶり。ジャニーさんが亡くなってから最初。40代最初。東京ドーム公演数58公演、最多。いろんな形容詞を纏って、KinKi Kids三昧でいまのお2人の空気感に触れて、「光の気配」発売に伴って2人のさまざまな言葉に触れて、そしてこの日。

 

 

2時間前に開場(今年からKinKiもデジチケ!)したドームに入ると、目の前にステージを隠すほどのサイズで光る大きなスクリーン(白地にツアータイトルだけ表示のシンプルさ)、 天井に「ThanKs 2 You」のオブジェ、貴族的な垂れ幕にツアータイトルが書かれたデザインの緞帳で奥を隠してある。向かって左に剛さん、右に光一さんの上半身大きな写真。そして主役のいない会場でも注ぎ続ける噴水。計4ヶ所。

噴水は計5回、開演前にオケコンの楽曲に合わせて光と水のステージを披露します。光一さんが早く入場させるためだよ!あと保湿な!ってにやにやした顔でMCで理由を教えてくれました← そういえばその時、剛さんがそんなに潤わないですけどねぇ…ってちっちゃく呟いてたの笑ったなw 素敵だったのでぜひ円盤出すときのメニュー画面とかで形に残してください。円盤出る前提。前提。

 

 

 

♪overture

スクリーンが暗転して、赤い光と青い光が漂って、ぶつかって、眩い金色の光を放って中央から割れて。お2人が登場。スクリーンはそのまま左右にずれてモニターになる。

とてもシンプルな冒頭の演出で、もう赤と青でKinKi Kidsだよ、それが光なんだよって示されているような。KinKi Kidsはそれ以上でも以下でもないよって。言われているような。


♪愛のかたまり

1曲目は愛のかたまり。赤いベロア調の生地に金色のステッチが施されたロングジャケット&ベストを纏う光一さん、うわあああこれほんと王子すぎる…!!!! この衣装大好きすぎです…堂本光一とは、を具現化したみたいなお衣装で…ジャケット、両サイドとバックにスリットが入っていて、くるってターンすると少し遅れてついてくるの。その一連の流れが流麗でもう文句ない。こんな40歳どこ探してもいない。めっちゃ暑そうだけどありがとうスタッフさん…感謝…(昇天)。翻って剛さんはサイケでソリッドでファンクなお衣装。ジャケットはノーカラーで反射するガラス素材の銀色パーツがたくさん敷き詰められている。インナーは黒。ボトムスはピンクパープルのタイトなパンツ。太ももに斜めに入るラインでフリンジ。こちらも斬新なデザイン。ティアドロップの黒いサングラス。言ってしまえばソロの時にお召しになられそうな衣装。デザインに一貫性はない。別になくたっていい。それはそれでそれぞれがすてき。

それなりの音量で、正直剛さんどんな塩梅だろう、って冒頭思ったけれど、歌う姿を見つめるうちにその思いは息を潜めて、勿論完全に拭うことはないのだけれど、ただその美しさ麗しさに引き込まれる。

2日目のMCで、スタッフさんがこの曲で2人並んで歌う姿に感動したって言ってたよ、と光一さんが教えてくれて、うんほんとうにそうだよね、と思った。わたしたちは2年間、いままでこんなに期間を経た経験のない2年間、堂本光一堂本剛が並び立ち歌うこの時間を待っていたから。約束されていない未来を切に切に願ってこの日に辿り着いたから。


♪Red Light

イントロ少し経ってあれこのギターフレーズの感じ…?と思ったらRed Lightきたああああ(感涙)初日は特に、1曲1曲披露されるたびに悲鳴やら感嘆やら漏れ出る息やら、客席の反応すごかったと思います。ちゃんとそれがかたまりになって、客席の大意となってステージに届いていたんじゃないかと思うくらいに。元の曲もそうだけど、更にファンクに寄ったアレンジでばきばきにかっこいい。「とけ、そう」の剛さんのうたいかたが、ディレイ感のつよい緩く崩れそうなうたいかたが耳に脳髄にくる。

全編通してアップテンポな曲はファンク寄りのアレンジだったような気がして、思い返せば私は曲中腰でリズムを取っていて、それはCHERIのライブで揺れる自分と同じで。剛さんの表現とKinKi Kidsの音楽が交わってあたらしい世界になる。

それと本公演で剛さんが抱えていたギター、あれもめーちゃめちゃかっこよくてやばかったな…!深めのパープルと、ゴールドの配色。ストラップは薔薇と太陽の時とかもお見掛けした黒地に赤い花が咲いたものだったように記憶しているけれど、あのにぶく光る塩梅めちゃめちゃにかっこよかったんだよなあ…。光一さんは踊ってます。かっこいい、有無を言わさずかっこいい。


love in the Φ

会場暗転して、セット基本中央は段になっている(上からストリングス/ホーンセクション&パーカス?/コーラス4名+堂島孝平さん&竿物(ツインベース!)。脱線するけどホーンセクションがまさかのSASUKEさんルイスさんかわ島さんで大歓喜…!最初コーラスにあれ?Tigerさんぽい方いる?からの後ろお三方…最高ですありがとうございます…剛さんもいろいろと安心しながらステージを過ごせたのではないかなあ…)、その横に斜めに下る坂があって。そこに計8名、光るボディースーツを着たダンサーさんが登場。流れる曲のイントロ、ひえーこっからΦくるのおおな冒頭からの畳みかけ具合。かっこいいKinKiを、いまの2人の表現でのかっこいいKinKiを続けて浴びる。サビのΦを表す振り付け健在。ここも踊る光一さん。


♪雪白の月

さんざ昂って高まってからの雪白の月…(号泣)!素敵な曲でさ、更に歌詞がジャニーさんのことを彷彿とするしかない言葉たち。「さようならと言われるよりも 言う方がきっとつらい」という歌詞、特に2日目歌う剛さんは天を仰いで、瞳をきらきらとさせながら、とても大切に大切にメロディを綴っていて。MCでも(遺されたひとと旅立ったひと)どちらにもなって切ないよな、悲しいよなって話されていてほんとうに…!と思った。それと個人的に、2日目冒頭~中盤までの光一さん、すごくよく声が出ていて、表現力が増していることをひしひしと感じていました。深くて、紡がれた歌詞に露わな感情を感じるというか。ナイツ・テイルを観劇したときに、光一さんの主役としての歌唱力の進化を感じたのだけれど、それがこの場面でも発揮されていたような気がしています。もしかしたら、更にジャニーさんへの想いが歌に溢れていたのかもしれません…抱えた感情に引き込まれそうになった歌声でした。

 

♪MC

・お衣装遊戯

「鏡を纏いまくった堂本剛です」と14日自己紹介した剛さん。眩しいねん!と事実であろうツッコミを光一さんがすると、背中(肩甲骨中心)を光一さんに向けてうりうり~~とおちょけた雰囲気で身体を振って反射させながらあとずさりして光一さん側にちょっと寄っていく様が可愛いやら面白いやら笑

・本番前

本番前の過ごし方。光一さんはジャニーさんがそうしていた、と話されて、ステージ脇で会場の様子をみていたとのこと。一方剛さんは初日はおばあちゃんが野草の料理…(忘れてしまいましたがきっとのどかなやつ…)なMXの番組、2日目は冷凍した牛丼の通販番組、とのんびりした時間を過ごしたみたいです← ジャニーさんにそういうとこ怒られるそうで光一さん「ジャニーさんはライブ前に客席みてきて『みんな笑顔だよー!』って伝えにきてくれてたけど、だらけた2人をみて『僕のワクワクかえしてよ~!!(ぷんすか)』って」やり取りがあったんだって(゜v゜)

リラックスした結果の剛さん(14日)、「リラックスしすぎて忘れたことがあるんやけど。Red Lightで気づいたんやけど。コンタクト忘れてるわおれ」えー!笑 つ「コンタクトつける間つないでてよ。手品できるでしょ?」急な手品フリ(゜v゜) 光一さん一度両手を広げるも、つ「それで?」こ「今2019年最大の後悔をしている…」光一さんの後悔をよそに←、いそいそと後方に下がって、向かって左手向いて膝をついて座り、出てきたスタッフさんの持った鏡を見てコンタクトをつけはじめる剛さん。腹をくくった光一さん「数秒後に、、剛くんはこれが2本に見える手品しま~す!」まさかの&安定の、剛さん向け手品(観客はいつものように放置。これ十全)をはじめる。剛さん着用後、こ「コレ何本?」つ「ん~~~…4本」こ「おお…おれのマジックはそれまでやった…」※なおこの一連のやり取りを突っ込むひとは不在です。なぜならきんききっずは2人だから。なんとやさしい世界…←

・破裂音(14日)

セトリ曲の紹介。ジャニーさんへのリスペクトを込めてます、という話から。こ「中にはなんであれ歌わっへ、ね、てゆ…(なんかこうスタッカート満載のむせ加減)」つ「何て??笑」こ「もっかい言えと? なんであれ歌わっへ、ね…」やさしい世界その2笑 つ「この流れでそんなキャラ出てくると思わへんかったわ」こ「そんなこと言うたら俺だってもっかいやると思わんかったわ」つ「破裂音が多いねん。もっかいやって、分析するから」まさかのおかわり(確かこの会話の中で破裂音に関し剛さんの耳を光一さんが心配するやり取りもあったような)。こ「なんでっあれっうたっ、わ、」つ「なんであれ歌わへんの?」こ「それ!流石KinKi Kidsやわ~」ほかでもない剛さんに聴きとってもらえて光一さんご満悦。

・14日、剛さんのサングラスを光一さんかけて歌い~や、の流れあり(かけなかったけど)

・公演数(15日)

こ「東京ドーム公演は20年連続、今年58公演目なんだって」つ「すごいですねこうや豆腐ですね」こ「えっごめん…何て…?」つ「58だからこうや」こ「hoo~~!」謎の盛り上げ。つ「さらっと流すとこや」こ「Amazing!」大仰な手振り付きでほめそやす≒いじる光一さん。つ「ジャニーさん、何でも数字にしてたやん」こ「そうやね」と。WS、news everyさんでここ使われたそうで後から笑いましたw

・ジャニーさんを想って(15日)

こ「ラブソングもジャニーさんにかぶったりする」つ「雪白の月の『さようならと~』のあそこ。やばない?」こ「おれは歌的にもつらい」つ「キーがね(笑)。あそこ感情移入するとさ」と。先述のどちらにも当てはまるお話から、14日同様天井で跳ね返るジャニーさん。からの剛さん、天国でライブ行ってくると出かけたが跳ね返されてすぐ戻ってきた、の一連の物語を。想像力豊か~~。こ「ジャニーさん、東京ドームは欠かさず見に来てくれてたもんな」つ「な、悲しいな。\てってれー!/は無いからな」こ「そうであってほしいわ~」つ「長…ねたばらしまで長いわ!」お2人明るいトーンでこのお話してたけどさ、なんかステージの上だからという理由があっても、こういう温度感でジャニーさんのお話を2人ができてよかったと勝手ながら思います。悲しみの受け止め方、温度の包み方を寄り添わせるような。この後剛さんによる天国では新人のジャニーさん小噺が披露されます。あと違う文脈だけど、東京ドームはお別れ会した場所だ、という言葉もありました。

 ・踊る光一、ギターで吠える剛、って仰ってて素敵だなと思った。

・曲入り

次の曲入りが剛さんの前に光一さんが立つ形。こ「(MC終わり)かぶるのやだからスーッと入ったら\フー!/って言ってくれる?」つ「はずくない?」こ「ごまかすために言ってもらうの!」つ「それでは…愛される曲の数々を…立て続けに…ハートにぶち込んでいきますんで…惚れるなよ?(道中ワード選び澱みながらもキメ)」\キャー!/こ「惚れてるからきてんねん!」まさかのツッコミ。つ「なんなん漫談やん!」気を取り直して、つ「これからも…俺たちと愛し合おうぜ?(キメ)」でスタート← 15日は、こ「私の剛くんが見えない~」という振りから剛さん光一さんの後ろで千手観音してたり、こ「キンプリよりは声低いだろうけど…!熱意はある!年輪がちがう!!」つ「年輪」こ「年輪が違う、その分絆も違う!」\フー!/つ「きみまろやめて(笑)」こ「きみたち簡単だな!」なんて言ったり…年輪て…!www

 
♪Bonnie Butterfly

天井に羽搏く蝶が投影されます。曲調のアレンジが大人でした。


♪love sick

40歳のオトコのお2人が歌うlove sickが聴けるなんて…( ;∀;) えーんだめこれすき贅沢すぎ…大人の男性が愛の病ってやばくないです尊くないです…?!


♪SNOW!SNOW!SNOW!

ひーすのすの…!スクリーンに雪が舞う中歌うKinKi Kidsは麗しかった…剛さんのロングトーンが冴えわたる楽曲です。

 

♪want you

まさかのwant you。照明を効果的に操ったステージングが印象的過ぎて好きすぎるwant youをステージで拝見できるとは…!剛さんステージ上、光一さん一番下の平場でダンサーさんと踊るのですが、この曲はAメロの光一さんの振りが好きすぎてやばい。なにあの正面向いてさ、立ち位置変えずに腰だけ左右に揺らしてステップ踏むやつ。性癖すぎる。いやまあどすとれーとに言ったら無性にえろい。えろい。大事なことなので何回でもいいますえろいです、さいこうです。ソロであのステッキ前について近しい腰の動きされてたあれを思い出してもうたまらないな~~~~てなってた(長い&煩いw)。そしてサビの前後に手繰り寄せて放すあれも好き。

確かこの曲、NaNaNa…のところ剛さんもギターネック掴みながら光一さんと同じステップ踏んで身体揺らしてて、かっこよかった&嬉しかったな…踊る剛さんのお姿が拝見できる日を約束することはだれにもできないけれど、踊る剛さんの身体のさばき方も大好きで大好きで、緩急はっきりの光一さんと滑らか一続きの剛さんのダンスの対比だって大好きで。なんだか2人が同じ動きを、音楽に合わせて体を揺らしているその様がすごく嬉しくて。きっと意図的だと思うから、この瞬間を用意してくださったことに感謝しかない。みせてくださってありがとう。

 

♪Give me your love

サックスの音(かわ島さあん…←)がかっこいい曲入りですよね…want youに続いて光一さんがっつり踊ります。というかここまでバラード以外、光一さん大体緩やかかしっかりか様々だけど踊っていたんじゃないか説(数曲はそうでないかもだけど)。この東京ドームという広い空間で、ダンスの光一さんとギターの剛さんが一体感をもってステージングすること、とても難しいことのように思うけれど、今回の公演はそれをうまく形にされていたような印象があります。光一さんが剛さんとの対比を考えながら・踊りの激しさに合わせながら前後上下に立ち位置を変えていたり、ダンサーさんの配置も光一さん傍にまとまる曲もあればステージ全体に散らばる曲もあって、これも一体感の醸成に寄与していたのではないかなあと思います。

 

♪MC

・立ち位置

開始高い位置にいる剛さん。つ「降ろしてくださーい」こ「たまにはこちらにもきてください」つ「これが下界と…いうものか…」謎のキャラ。こ「ようこそ~」のどかなお出迎え

・今回のセトリについて。おそらく剛さんが原案のようで、見た光一さんが意外とアッパー多くね?と。剛さんブラックミュージック寄りにアレンジして、と。光一さん結果俺めちゃめちゃ踊ることになって。アッパー、バラード、アッパーみたいな…雪白そこ入れんの大変だぜ?!っていう。あと音響の話、会場後方にディレイタワーという設備を立てたことで、前方のメインスピーカーの音圧をさげることができたそう。柱にかぶってみえないでしょ~とそれぞれステージ両サイドに駆け寄りつつ、一律同じ料金で…の光一さん持ちネタ←はさんだり。

・観に来るジャニーさん(14日)

こ「俺いまだにリアルに感じられてへんのよね」つ「今日も見に来てるかもしれん」こ「天から降りてきたらさ、ぼよーんてドームの天井に跳ね返されてさ、『なんなのこれー!はいれないじゃなーい!』」って光一さん、跳ねるジャニーさんの様子モノマネしながら楽しそうに会話。剛さんも一緒に。たのしそう。

・ジャニーさんの夢、着信履歴(15日)

2人ともジャニーさんが出てくる夢をみている。光一さんはジャニーさんに向かって「(ジャニーさんの)火葬行ってくるわ」と言い出かけるも忘れ物に気づいて戻ってくる、戻っても「どうしたの?」「忘れ物してん」っていつもの態勢で座っているジャニーさんと話す夢。剛さんは2回、食事をする夢。帝劇みたいなミュージカルやりますよ的なベルベット階段を下りてて、シーンが飛んだと思ったらテーブルでふたりご飯食べてる。会話ないけど。ジャニーさん泣いてるの。でああ「ありがとう」て言いたかったんかなと感じたそう。

また光一さんの携帯にはMr.ジャニーと着歴が残っていて。こ「2年は持つな。履歴が消えるの悲しいな」つ「その時が気持ちの切り替え時かもしれんね」って。優しい会話です、とても。

・アンバサダー(15日)

光一さんが「フォードvsフェラーリ」という映画のアンバサダーを務めるお話。剛さんアンバサダーが何をさすか暫くぴんとこなくて、“映画”のアンバサダーを務める、という結論まで、剛さんのF1に関する知識を総動員した(砂漠?→それはラリーとか)嚙み合わないキャッチボールしてました…かわいそかわゆ…。剛さんに公開日尋ねられるも即答できない光一さん、スタッフの掲示を見た剛さんが先に1月10日ですって、と言われてしまい俺が言いたかった~~!と悔しがる光一さんのかわいげ笑

・弁当(15日)

光一さんの上記報告を受け、つ「堂島くんが僕の楽屋でドーナツ1個たべました」という剛さんのかわいいベクトルからのご報告から、食べ物で思い出したと光一さん。JUMPのコンサート幕張リハ、あたたかいケータリングがあったが、KinKiのリハ(会場は同じ幕張)では弁当、全部揚げ物、茶色な弁当だったそうで笑。でも光一さん、ケータリング口に合わなくて、その前のSHOCKの制作発表で貰ってきた松茸弁当を食べたんだって爆 きんきチームは2種類、中華系のお弁当だったそうです。つ「気持ちはわかるけどさ、どうすんの大阪、ホテルシェフが5,6人きたら」ってw

・グッズのバッグがアスファルトか紙やすりにしか見えない光一さん爆。直後きらきらして素敵なバッグです、と言い直すも何その手法と剛さんに突っ込まれる笑 15日は長くなってると表示されてるはずなのに、あっもういっこいい?!とぽんぽん話題が出てきちゃって話さずにいられないな光一さんがめっちゃかわいかったな…2人でステージで話すのが嬉しかったんだね…わんわんお…

 

♪たよりにしてまっせ

大人が本気でふざけるパート。昔いろいろふざけてたよな~!と話す剛さん、私は連獅子キャベツ千切り剛さんとでかハンドマイクに身体にファーまいてしがみついてぶってぶって言う光一さんを俄然思い出していたよ…きんきだよねこれも…。すれ違う言葉を交わしてしまったソロパートはやめて、こんな時間をつくったお2人が大好きです。

ちなみにこの曲「1曲踊り続ける大変さを思い知れ。地獄を見るぞ」としれっとぼそっと呟かれた通り、まるまる客席も踊る一曲に。初日→サビは肩たたきみたいに8拍交互に腕前後にとんとん・それ以外は両腕そろえて横振り、2日目→サビはかかとだけ挙げて8拍跳ね続ける・それ以外は右・左と頭と体をタイミングずらして動かし続ける、というどS剛さん炸裂。2日目それ以外のところ、光一さんが「やだ~前向いてないと2人がみえない~!」とふざけて女子口調でやんわり修正を促すも剛さんは「じゃあ首早く動かしてなるべく早く前向けばええんやな」なんて仰る…なんということでしょう…。CHERIでのハピバソング遊戯楽しかったのかな…必死なわたしたちを天界から見下すのすきかな剛さん…そだよね剛さん、基本は相手に任せてはいたいけど肝心の最後の手綱は自分が握ってるよ、な性癖(偏見)のひとだもんね…← ちなみに光一さんは一緒に振り付け踊ってくれて…しかし曲終わり「さぼりすぎやぞー!」て叱られました。だって~てへぺろ


♪買い物ブギ

ボディラインの出るタイトな黒いお衣装に黄色いスーパーのかごを持たせいけてるポージングをさせとくというすごいスタンバイ。曲入り、こ「つよしくんスラッシュのようなギターソロおねがい」つ「へいっ(ほっそいたっかい声色)」こ「スラッシュはそんな声出さへんわw」のくだりあり笑。ジャニーさんがYouたちこれ歌うんだよ!って2人に結び付けた曲の披露。以前のコンサートで剛さんがおっさんのC&Rをしたアレンジを思い出しつつ、2人を感じた2019年の買い物ブギ。YOSHIEさん振り付けの激かっこいい本域ダンスで踊る光一さん~~あの片腕挙げて体と腕を別の回転軸のタイミングで回すサビの振り独創的過ぎてま~~かっこいい。剛さんは「あほかいな」担当。光一さんが昨日ここ言ってと剛さんにお願いしたらしいのですが、こ「このひと昨日ここ言ってって伝えたらずっと練習してんの!他に練習することあるやろ!」って笑。声色はいけめんでした現場からは以上です。

 

♪KANZAI BOYA

当初は「桃」をやる予定だったとぶっちゃけた光一さんの発言も驚いた(こ「元は違う曲の予定だったの(15日は桃とばらす光一さん)。でもダンスレッスン中にスタッフが来て『光一さん報告があります。剛さん曲変えるらしいです』まじで?!って。お前はスゲーやつだ!」お褒め~~)けど、そういうマインドじゃなかったねんな~と仰る剛さんがジャニーさんのネーミングセンスをもうだれも受け取ってくれないとイタコして歌うばりばりFUNKソングな新譜。たったの2回しか聴いていないのにめちゃめちゃメロディが頭に残ってて、ちょんちょん揺れながら移動する剛さん(たぶんジャニーさんの物真似)の愉快さも頭から離れない中毒ソング。FUNKの強みだし、FNS歌謡祭の「しすてむ」然りな剛さんの強みだし。ぎらぎらの歌詞表示も面白すぎる。光一さんはお着換えのために曲前にはけるのですが、ラスト「(KANZAI BOYAからKinKi Kidsへの改名発表のことを)そんなに 変わって ない!」で締めるときに出てきて2人して両腕を高く上げて(除くギターネックを持つ剛さんの左腕)天を仰ぎ指さすという鬼畜の所業!※語弊・大爆笑

光一さんに剛の見せ場作ればいいじゃない、と言われてできたパート。つ「今思うとこの名前が愛おしくなって、KANZAI BOYAって曲をつくりました」こ「貴方その場で作りすぎだよ!笑 でもおれこの曲すき」つ「シングルにしてもいいと思ってるよ、光一がいいと思うならシングルにしようや」堂本剛堂本光一がいいって言うんだからKinKi Kidsの総意だろ?と言わんばかりの剛さんの感じにときめきまくる。つ「ほかにもGoGoキャデラックって曲もあるよ(ジャニーさんが乗っていた車みたい)。♪ハンバーガー、ピザピザ…」こ「(曲調が)いまのと変わらんやん!」つ「ファンクはこういうもんやから」こ「あそっか」素直~ 

 

♪ボーダーライン

もう「とん♪とん♪」以外の何物でもない。 #とんこつ味 。歌部分は今のお2人が歌って、台詞部分はサンプラーで当時の声を取り込んで、それぞれがスイッチを押してタイミングに入れ込むつくりです。剛さんが楽しそうすぎてお気に入り過ぎて、光一さんが若い声変わりしきっていない自分の声が流れることへの恥ずかしさを挟む余地がない(笑)。光一さんの歌い出しに本来でないタイミングでとんとん小出しにする剛さん、歌いずらいわ!(笑)と突っ込まざるを得ない光一さん。光一さん14日はサンプラー調子悪くしちゃうシーンも。ラスト「とんこつ味~♪」を押すときにためまくって鼻下伸ばしてからの…押す…!時の恍惚感やばいと思います(笑) でもさこれ喋ってるところ以外の歌詞けっこう辛辣というかドライというか刺さるやつだよね?けどたぶんこれは選挙した剛さんの意識にぜんぜん入ってないね?笑

歌前剛さんサンプラー遊び、つ「上野動物園で見たパンダは\とん/\とん/やったな~」「(CMの)トントントントン、ヒノノニ\とん/」「ホイットニーヒュース\とん/」出てくる出てくる楽しげ…!笑 最終的には、つ「物販で出そうよこれ。とんこつ味ボタン」満喫する剛さん楽しそうで眼福~~~。Back Fireは外されたけどボーダーラインはしゅし(14日は全回、15日は一回死守って言えたけどほかはみんなしゅしって言っちゃったつよしさんのかわいみ)したそうです笑

「とんこ」むずいねんな~!と愉快そうな剛さんと、やってみてほんまや~!レイドバックすんねんな~!言う光一さんの何たる平和なことか。なんだこの空間。天下の東京ドームだぞ。そこでコンサートをすることに万感を排す歌い手さんもいるあの東京ドームだぞ。と考えるとやば~て感じだけどそこにいる5万人みいんな東京ドームを遊び場にしちゃうKinKi Kids最高と思っているからなんの問題もない。おーるおっけー。世界は2人のステージなのだ(引用箇所まちがってる←)。

 

♪光の気配

2日目は #ブラの気配 をも乗り越えて聴かせる新譜。着替えるためにはける剛さん、こ「裏の声が全部マイクに乗ってるよ(客席にはあまり声が落ちてこなかった)」つ「え、ごめんブラ線トーク聴こえてた?」こ「お前してたら気持ち悪いわ笑でもおれそろそせな…」つ「する前に相談してな、お前の人生やから了承するけど、歌唱中にに発見はしたくない」こ「気配感じる?笑」つ「…お前わざと言うたやろ」こ「笑」つ「次の曲光の気配なんですよ、ブラの気配感じる?うへへ、じゃないんですよ」この後剛さん真面目なお話に振って曲に持っていこうとする(元は別のポップな曲が候補だった、光一さんrec済み、剛さんに「一応しといて?負担でなければ」って気遣い涙)も、つ「オイ、ブラの気配さすな」横で前かがみになる光一さん(爆)つ「おまえなあ…俺が立て直してなかったことにしたのわかってたやろ」こ「うん上手に進めたなーて思ってた」この後真綾さんに謝っといて、いやなかったことにしよう、今の時代トレンドに入るかもしれない、の会話が現実に&切り替えて歌おうとする光一さんを「いかついメンタル!」と評する剛さんがいて。あの、ここの光一さんをとがめる剛さんの言い方声音がさ…ほんと旧知の仲の2人が相手の悪戯に気が付いてお前こんにゃろ的に笑いと叱りとなんかこう、2人にしか見えなかった温度感を晒してやる、的ないじらしい感情に溢れててきんききっずすき…てうれしにやけなみだが出そうになったよ…剛さんの隣に光一さんがいてほんとうによかったよ…。

この曲衣装がさ、光一さんYシャツで剛さんTシャツにシルバーラメのカーデなのだけど、白い生地正面に光一さんは左半分だけ、剛さんは右半分だけに生えた、銀色の線で書かれた羽根のデザインが施されていてさ…もうSONGSで剛さんが互いが片方の羽根、揃ってはじめて飛び立つ的に話されてたの具現化もいいとこじゃないすか…比翼連理もいいとこじゃないすか…2人きり、2人だけがKinKi Kidsであることをまた露わにして。音数の少ない曲に映えるお2人の歌声が、もうこの辺から涙腺に刺さって戻ってこれなくなります。生歌が上手過ぎる。ライブで下手したら一番歌が上手いってすごいよね?素敵な新譜、感謝してもしきれません。


銀色 暗号

怒涛の2人製作楽曲の応酬。今回の銀色 暗号のアレンジとてつもなくどーしようもなく大変に大好きでした。光の気配に引き続いて、他でもないお2人の歌声にフォーカス、ハーモニーにフィーチャーしたアレンジ。なんとなくお2人も胸にくるものがあられたのかなあ、大サビで剛さんが天を仰いで歌っている姿が目に焼き付いて離れない。あんなに光を集めて、反射させてきらきらつやつやした瞳で、きっとジャニーさんを想って想い届くように心を込めて歌うお姿が胸を打って仕方なかった。光一さんもそういう雰囲気で、もう尊さしかなくて。思い出すだけで軽率に涙が出るのです。がちで。いま打ってる最中も眼球の水面音がやばい。零れそう。そんなコンサートの場面あります?思い出すだけで切なさと多幸感で胸が一杯になるコンサートあります…?


恋涙

2人がつくった曲のなかでもここの3曲、選曲が素敵すぎてもう頭を抱える。引き続き音数少な目。締め付けられる胸のこの感情をどうしたらいいのだろう。なんかこんなに思い出すだけで涙が出るコンサートなかった。同時にあんなに心の底から笑って笑顔になったコンサートもそうそうなかった。KinKi Kidsってすごすきる。すごすぎるよ。だいすきだよ。

 

♪Topaz Love

ストリングスの入りからえ~~~んこの流れでとぱらぶなの~~~て一人で見悶えた初日。少し前までしれっとふざけ倒して笑かせてたひとと同一人物です。もう素敵が言葉にならない。ブログ書いてるのに言葉にならないとかやばない?でもこの胸にある浮かぶ抱き留めている感情に見合った言葉が見当たらない。決して鋭くない、すこしだけつめたいけれどとてもあたたかいぬくもり。


Kissからはじまるミステリー

衣装チェンジ。ダンサーさんが踊って、ラスト男女がキスしたような振り付けから2人が歌いだすお洒落たまらない演出。光一さん直線剛さん曲線の方程式に黒地にラメ&赤青染めの部分もあって、今回のグッズとお衣装と2人の赤と青がすごく綺麗に閉じ込めてある。あとあと加えまして今度は剛さんのこのお衣装私性癖刺さりました…紫のヘアカラー&サングラス&ギターのボディで、なで肩の目立つ滑らかなラインでサングラスの結果照明の反射が一切なくなった結果視線が胡乱げなそれに見えまくる…いけないオニイサンみたく見えてやばい。絶対心の底見せてくれないこのオニイサンにすごい弄ばれたい。生娘に悪戯するオニイサンの怪しげな微笑がみたい。(ひどい妄想)

 

♪硝子の少年

♪薔薇と太陽

1997年、絶対に離れられないはぐれられない2人のはじまりの曲と、2016年、今のステージングをKinKi Kidsの1つのスタンダードとして市井に向けても確立した曲。

KinKi Kidsのismに思いを馳せざるを得ない2曲。思い返したらさ、ずっと1人が主メロとか、1人は踊って1人はギターとか、なかなか全肯定され切らなかった時代もあったよね?経験を経て時間を経て、KinKi Kidsのスタイルはアップデートされていく。いまの2人が表現するKinKi KidsKinKi Kidsそのものになっていく。

ばらたいは踊る光一さん。シャルドネ。かっこよすぎる。

 

薄荷キャンディー

お2人がすきな薄荷キャンディー。光一さんのロングトーンが素晴らしくて、ここでも表現力を増していらっしゃることをひしひしと感じる。2日目後半、光一さんはイヤモニに頻繁に触れたり、剛さんは初日以上に聴く音調整している身振りがあった気がして。そんな中でも歌唱は素晴らしくて。まだまだお忙しい12月が続きますが、京セラまでにどうか少しでも憩える時間がありますように。労わる時間を設けられますように。


Harmony of December

ジャニーさんがタイトルを考えた曲。「君との日々に 僕は生きているよ」と歌う光一さん、「君に会いたい 今会いたい 離れた1秒も そばにおいで 君がいるなら ただそれだけで」と歌う剛さん。そのお姿がとてもうつくしくてはかなくて、貴いもので。

お耳のことがあってから、あんなに虚空を見つめて歌うことの多かった剛さんが、天を仰ぎながら歌うお姿を見ることがほんとうに少なくなって。それは歌うことに集中しなければならないからで、眉間に皺を寄せたり両手でマイクを握りしめたり、そういうことが必要になってしまったからで。けれど、この2日間は空にいるジャニーさんを見上げるように、空を仰いで心を込めて歌う剛さんのお姿を幾度拝見して、本当に嬉しかった。すべてがすべてそういう時間にはならないし、きっと辛い時間もたくさんあったと思うけれど、歌う技術への集中でなく、感情や心の色彩に揺蕩って歌う剛さんのお姿を拝見できて本当に嬉しかった。

ごあいさつ、こ「ジャニーさんが亡くなって色々なことを思いました。ステージの上で、僕らの口から話そうと思いました。ふたりが並んでいること、それがすべてです」すごいね、いまを、いまの2人をそう仰ることができること。光一さんが仰るんだからさ、それがすべてなんだってみんな等しくおもえるような。

 

アンコール
ボクの背中には羽根がある

こ「僕らの背中には羽根がある。ジャニーさんが僕らに授けてくれたのかなと。だからこそ、僕らはステージに立てる。聴こえてますかね?ジャニーさん、ありがとう」

光一さんはきっと、自分はジャニーさんに羽根を授けてもらったひとだと思っていて。自分が元来秀でているひとではないと思っていらっしゃる人だから(そんなことはないのです)、こんな自分が、ジャニーさんというひとに出会ったことで、羽根を得ていま飛んでいると思っていらっしゃるような、気がして。

「ずっと君と生きていくんだね」と歌うKinKi Kidsはジャニーさんへの想いに溢れていた。剛さんは魂になられたと思っていて、光一さんはいまもどこか信じられない(戦術、どっきりだったらいいのにね、てってれー!て出てきてくれたらいいのにね、長いわぁ!てね。そんなわけないんだけどね、なんて話す2人の会話が本当にたまらなかった)と仰っていて。けれど、いずれにしても、きっとジャニーさんはこれまでもこれからも、光一さんと剛さんのそばに寄り添って、ずっと生きていくんだと思う。2人の中に、意識に、心に、ジャニーさんはまるでこれまで在られたのと似たような感覚すら携えながら、在られていくのだなと思った。

 

♪You... ~ThanKs 2 You~

剛さんの言葉から始まります。曲ができた経緯について。そして今日披露する曲を

 

「僕と光一の”友情”の曲」

 

と仰ります。

きっと出逢った頃は友達だったKinKi Kidsが、いつしか(たぶんそんなに時間が経たない間に)友達という言葉で表す関係ではなくなって、背を預けたり並び立ったり2人でいることへの愛情の温度に差ができたり、決して預かり知ることはないけれど沢山の時間をKinKi Kidsとして過ごしてきて、今年ジャニーさんとの限られた時間を過ごす中で、他でもない″友情″と呼ぶ温度を共にしたこと。何回噛み締めても胸がきゅっとして。それは新譜で言うならもしかしたら犠牲にしたものかもしれなくて、けどそれをまた2人の時間として描くことができて…それを教えて貰って…
うまく表せないけれど、なんだか、色んな気持ちが成仏したような感覚になった。1人でだって立てるのだろうけれど、やっぱりKinKi Kidsがいいよ。堂本剛堂本光一KinKi Kidsをしている日々がどうしようもなく好きで愛してて大切で一生の宝物だよ。かけがえのない2人、2人でいてくださることのかけがえのなさが何より大切だよ。

1番は涙する光一さんと、その背を掌で撫でる剛さん。それを剛さんの心象で紡ぐ。2番はその日あった、雨が上がって虹が掛かる風景を描写して。それを光一さんが歌う。憶測はなくて、寄り添い方が本当に剛さんらしくて素敵で心から大好きだなあと思った。1番の行動をしたことを、明確に言葉にされなかったことを。7/15のCHERI公演で話されていたことの、優しい優しい答え合わせ。

ラスト、We'er the once…と得も言われぬ感情を歌にのせてリフレインする剛さんと光一さん、繰り返される「We」'er the 「once」。
ジャニーズ伝説で歌われた「We’er the ones…」の″We″はジャニーズのアーティストやジャニーさんも含め広い主語に感じたけれど、KinKi Kidsが歌う「We’er the ones…」の″We″はもう完成に濁りなく堂本光一堂本剛、たったふたりのことしか指し示していないように思えて。同時にそれが"ones"だ、って高らかに響かせるお2人の強い光にどうしようもなく惹き込まれて。圧倒的で力強くそれでいてとてもとても優しい想いの込められた歌唱。
ああでももしかしたら、今日のMCを振り返ったら、ジャニーさんのことを含んでいるかもしれない。これからも一緒だよ、ひとつだよと伝うのかもしれない。2人の間にジャニーさんがいるような、なんてことも仰っていたから。

 

(個人的なことですが、ライブ中、個人的にはなるべく涙しないようにいつも我慢していて。単純に視界がぼやけてお姿が見えなくなってしまうので。けど、アンコールが終わって、気が付いたら左目から一滴、涙がこぼれて伝っていて。それは初日も2日目も。堪えきれなくて、悲しくてけれど優しくて暖かいそれが肌を伝っていったこと、この感情、きっと折に触れて思い返すのだと思います。私は堂本光一堂本剛が好きだって、想うたびに思うのだと思います。)

 

ラスト、スクリーンが左右から閉まっていき、閉じる前に「俺たち KinKi Kids!」と言ってくれました。そうなんだよね、We are KinKi Kids、光一さんと剛さん2人がKinKi Kidsなんだよね、って。寂しいし悲しいし苦しいし、確かにそういう感情も携えているのだけれど、けれど包まれているのは2人が確かにKinKi Kidsを、堂本光一堂本剛を生きていてくださることへの喜びや感謝や愛情で、あたたかい気持ちで。2人で向き合って、今のKinKi Kids堂本光一堂本剛の延長線上にあるKinKi Kidsの表現を見出した、その過程と光景に胸をうたれて。

そして、最後にスクリーンに映ったのは2人のお顔でした。その表情は、正直いままで見たことがないような穏やかで柔和なもので。そしてお顔が、表情が、ほんとうにそっくりだったんです。こんなにつくりの異なる顔立ちのお2人なのに、ほんとうにおんなじ、双子かなって思うくらい揃って、無垢であたたかい表情をされていて。もうそこにはなにか不純物が入る余地がないようにも見えて、視線がぴくりとも動かせなくて、ひとえに吸い込まれそうな気持ちになりました。一瞬、剛さんこの髪型の時期、この雰囲気、病室…?と会場で思ったのですが、後のWSでジャニーさんと一緒に撮った写真だったと知りました。ああだから、あの刻その場所だからこそお2人はこんな表情をされていて、そして同時にこれはこんな外野のないプライベートだからこそ、まるで友達だったころの堂本光一堂本剛が見せるような表情をされていたのだと。元来他人である私達は一生目に触れることのなかったお2人の微笑なのだと痛切に感じました。かなしくてつらくてどうしようもないことに辿り着いてしまったけれど、お2人がこの日々のように互いに添え合って想い合う限り、ジャニーさんが縁と絆を繋いでうみだした最高で最上で最愛のアイドルデュオは世界に在り続けるのだと、そう思いました。

 

どんなことも起こるけれど、今日という日を並んで生きているお2人を見つめることができて、目の当たりにすることができて、幸福だったと心底思います。半月後も、もちろんその先だって、どうかお2人が願う未来が叶いますように。

 

*2019/12/29 MCと、最後のお写真を中心に加筆しました。記憶違いありましたらごめんなさい…!

 

 

-SETLIST-

愛のかたまり

The Red Lignt

lOve in the Φ

雪白の月

MC①

Bonnie Butterfly

LOVESICK

SNOW!SNOW!SNOW!

Want you Give me your love

MC②

たよりにしてまっせ

買物ブギ

MC③

KANZAI BOYA

ボーダーライン

MC④

光の気配

銀色 暗号

恋涙

Topaz Love

Kissからはじまるミステリー

硝子の少年

薔薇と太陽

薄荷キャンディー

Harmony of December

-アンコール

ボクの背中には羽根がある

You…~ThanKs 2 You~