The love that breathes

例えば空を見上げるような.

「20周年」

ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO
2022/4/9(Sat.)18時開演@舞浜アンフィシアター

 

なんか目覚めても夢みたいな現実なENDRECHERI LIVEだった…最早毎晩あの夜があって欲しい、愛と愛と愛しかない夜が繰り返されたらなんて幸福な命になるのかなあ、と思うくらいだった。(きっとTANKはそういう場所だったのだろうなあ。)思い出すだけで真面目に涙が滲む。

 

 

今回のツアーは#purpleparty&#紫大渋滞ということで、ドレスコードが紫なツアー。会場、紫じゃない方が浮くぐらいの光景だったな~~何着ていこうかなって胸が高まるやつ。
あっ、ブログだけ追っかけてる時間軸に説明すると、剛さん2021年のお誕生日に公式Instagram開設してるんですよね、TwitterもENDRECHERI運営公式ができてて、なんなら2022年はGYAO!さんとLINE BOOMとzozoさんとコラボしてます。いま。なう。ライブも配信したりするんですよ。時代が進みまくっててやばやばのやば。ありがとうございます(拝)

 

くーさん挨拶、OPはちょっと今の時勢が反映されてた。
OP映像、昨年度ライブのそれをベースに、また進化していた。記憶にあるのはおキツネ様から龍に成る白い神獣が虹色のオーラを纏っていたこと、去年は鳥居や寺院をイメージする映像だったパートが飛行機とか恐竜とかビルや様々な時代のヒトの姿とか、時代を超えて繋がっていることを連想するようなシルエット達の映像に変わっていた。あとは全体的に虹色、多色の映像が増えていたような。Rain of Rainbowな世界。


1 ENDRECHERI POWER
ENDRECHERI POWER。噂のリフターでピラミッドで登場、今年はダンサーさんも従えててso cooool><
舞浜アンフィシアター、ステージが一般的なステージの前に丸型のステージがドッキングしている形で、客席と多分目線が近くて、ひえ…てなる系のステージだったな…前方向に強いというか。剛さんは丸の中央で歌ったり、長方形の根っこのステージで歌ったり。

衣装、はじめは去年のスーツとサングラス、途中ぶるべり前に暗転してベースボールシャツ、からの紫・両脇白?灰?メッシュっぽいデザインで、胸にロゴのCHERI部分のみ・背中に大きく斜めに白線で描かれたくーさんのタンクトップ。ちょっとくすみ始めた金髪にお顔とか若干重めな瞼の感じとか多分素顔に近い肌のご様子とかで、たまにくる″不埒なオニーサンモード″(勝手に呼称)な雰囲気纏ってて、序盤モニターに顔大映りした時結構な回数ひって息を呑みたくなった。扇状的で蠱惑的が過ぎて。サングラスちょっと下げて目線出してくるのほんと狡い。撃ち抜けるって分かっててする剛さんと、撃ち抜かれるって分かってて見詰める私達だから、結果win-winですよねわかってます…好きですほんとに剛さん、とてつもなく…。ぴえ…(呻き)。

 

2 FUNK TRON
3 摩って舐る
4 Crystal light
5 Everybody say love
6 GO TO FUNK
7 ENDRECHERI Party
この辺りは昨年ライブのセトリin!アレンジ加わっててつよいつよいよ~~~えびばでせいらぶ、えびばで、で両手を上にあげて、らぶ、で指でL作って前にだす感じ、ダンサーさんと剛さんの手振りみてまねっこしてしぇあはぴyear~~><♡
(悶えるとこめちゃめちゃあったはずなのに、単発参戦だと記憶容量に限界があって心底悔しい。)

 

△MC
Erotherのファッションチェックタイム(気になる衣装の方の写真が投影される、剛さんの品評会がはじまる)で、パープルのタイトなワンピースを召した2人組の写真が写って、どなたかがwhoo、的な声を出したのを聞き逃さない剛さんw 十川さん(これは絶対違うと分かって振ったやつw)?りん?竹内くん?と聞きまわった結果ローレンスさんだったと判明笑。剛さん英語でよかったの~?的に聞いてて、やりとりにこにこして見ちゃった(´∀`*) ローレンスさん、はじめましてだったのですが、ベースぶっとくてLowが響いてでめっちゃ素敵でしたあ…いつかセッションができる日が来たらもっとゆっくりじっくりソロプレイ拝聴したい!
あとkun kun yeah!の紫厚底ブーツ着用の方がいて。剛さん、こんなん履くのMAXぐらいよね、♪TRY MEの時とかね、て歌って踊ってくれたーー!貴重(うれし泣き)その時剛さん客席に背中向けてたので、りんさん?があっち(客席)向いて!って言ってくれた笑 剛さん、カバーですからね、めったにしないですよ(ニュアンス)って宣う、貴重だから簡単に見せませんよ的な笑。後のMCで(たぶん)Gakushiくんがビート流してくれて、もっかい披露してくれました、えーんありがとうございます~~(喜
あんどインスタの眉毛を書いてきた方。剛さん一目見て、「ぼくのいんすたしよう(僕のインスタ仕様)」って言ったの、いんすたの発音がひらがなでめちゃかわだったのと、“僕のInsta”という言語が生まれてる2022年、ほんとbig loveですよ。音楽と人とかでも昔の環境と今の環境に触れていらっしゃったけれど、確かに剛さん、もう20年後に活動を始めていたらいろんなことが今よりもっと階段上りやすく叶っていた気がするけれど、けど時間は今がすべてで、ままならないことを超えて重ねた時間が今の幸福をつくる、ってそういうことなんだよなって。仮定は空想で現実がすべてだ。

 

竹内くんはキャッチャーマスク(ツアーにあたっての衣装合わせの時、すげー昔のハットが用意されていて、おんなじのが嫌だったからマスクを新調した、とTwitterでここだけの話を暴露してくださる竹内くんw)、KastuさんはMr.sleep。みんな剛さん愛。

 

双眼鏡で剛さんを見るファン、双眼鏡で見るんじゃなくて…野鳥見るやつ(でかいの)で覗くくらいじゃないと。僕人じゃないですよ、ほし(惑星)ですからね?持ってきて入口でだめです、って回収されて、結局普通ので見るくらいの。で帰りに返してもらってください。
でかいののぞく仕草、腰落として股割りするときみたいな下半身で両手でしっかりでかい望遠鏡のぞくポーズがめちゃ勇ましかったw

 

心を解放してください、ぶわーーて。と話してたら壮大でヒーリングで胡散臭いキーボード音、剛さんとバンメンさんが両腕を伸ばしてかざし、客席も剛さんに向かって両腕を伸ばし…と「己の愛を…宇宙へと解放するのです…wwなんなんこれ?ww」とうさんくさ宗教して言いながら笑っちゃう剛さんww

 

8 Blue Berry
Blue Berry、冒頭暗転して剛さんお着替えタイムなのですが、その時スクリーンにくーさん両サイドから奥行き持って並んで(鏡2枚に反射したみたいなずらっと感)、で何してるかというと口からblueberryの一粒放物線に出して、で弧を描いた後落ち出す頃にながーい舌でぺろーんて自分で食べるという😳個人的にセトリぼんやり把握で臨んだので、くーさんなんか吐き出してる…食べた…繰り返してる…あれあの青紫の粒、blueberryじゃない…😳🥺😢😭?!て一人内心百面相した(笑)。
ああほんとやばいなあ、42歳ラストの剛さんが歌うBlue Berry、牙とウイットのテクスチャーで繰り広げられるfunk show、胸と回顧と思い出にまあ刺さる刺さる。
jumping timeはモニターに桃色発光したSANKAKUが映って、金色くーさんが向かって左から右に流れて動いてきて、重なったタイミングで/clap!/の文字が出る。金色くーさんの数に合わせてclapなのですが、まさかのスタンディング解禁で、つい緩く跳んでしまいました、、跳びながら手を叩くという贅沢笑。剛さんも客席に背中向けて(ベースボールシャツ、CHERI・244のプリントが映える)モニター見て、身体とかお尻とか揺らして跳んでてああやばい、ほんとこの時間だいすきだった、って感無量と興奮がまぜこぜ。モニターがclapなので、ほんとこの日のさっきまでスタンディングの予定なかったんだろうなあって違う観点からひしひし。

 

9 Make me up! Funk me up!
Make me up! Funk me up!、生の堂本剛が歌うのを目の当たりにするとこう、下を向いてた姿勢から、胸に繋がれた糸をついと引っ張って貰ったような。この曲、剛さんのファンクが日常と地続きになったことに初めて聴いたとき驚いてちょっと怖くてでもすごく勇気を貰えて。剛さんのfunkはどちらかというと日常より広かったり深かったり、すこし違う高さにいると感じる、日々の苦しみとは少しだけ軸の異なる場所にある音楽だと思っていて。それが急に朝辛いけど負けてられないとか言うからさ、剛さんもひとりの人間だということが全面に出た歌だったから、面食らったというかはっとしたというか(大好きな曲です)。それがこうして目の前で歌われると、地肉を持った堂本剛というヒトに負けてなんかいられない、て歌われるとああ私も本当の意味で、日常としての意味で、負けずに頑張りたい、頑張って生きたいと思わされるんだよなあ…理想でなくて生々しい現実として、励み努めることを思わされる。
「雨だろうが 晴れだろうが 愛を知れるなら どっちでもいい」って、高らかに歌う剛さん。歩き出した頃、雨の日が嫌いと明確に仰っていた剛さんが進んできた先がここにあるなあ、ってじーんとした気持ちになった。Make me up! Funk me up!の歌詩のところで、お腹上からカットの剛さんのお姿に、斜めに3行別れたMake me up! Funk me up!の橙色の影付き文字がぱんぱんぱん、と浮かび上がってくる。

 

10 ヌルッテたい
11 Lovey-Dovey
らびだびかな、そのあたりの曲で、スクリーンに横と斜めに線が入って、その線の上を緑の両足が生えたくーさんが歩くのですが、ときどきopus!とつるんと青色の汁に滑ってたのなんかファニーでキッチュで可愛かったな~~。線は剛さんの身体にかかってよけて!と思う二律背反な自我があったけどw贅沢w

 

12 沼ンティ
ヌルってたい〜Lovey-Dovey〜沼ンティの水分メドレー(?)、ほんとずるかった、、自分がえっちで蠱惑的でとろめく存在だってよくよくわかってて、それに悩殺されてきたひとひとが目の前にいる、ってわかってて、それでいて繰り出される蠢く指先な手振りに湿った声音、ほんとずるい

 

13 410 cake
4 10 cake、剛さんI’m 410cakeて歌う前のとこで、ちゃあんと自分をキメて指さすのあっやば~~~て思ったよね、キメ顔の推しぴはま~~おにつよいよね、I’m 410cakeて歌う頃には自分のこと指さしてないのこれまた堂本剛だよねって蕩ける。

 

14 YOUR MOTHER SHIP
YOUR MOTHER SHIP、トラックはぎりぎりのとこでめちゃ気持ちいいレイドバックで進んで、剛さんの歌唱はオンタイムから少しだけ後ろ、でもトラックよりは前、くらいの絡まり方で終始進んでてほんと気持ち良かった、、、ライブでこれを体感すると、CD原盤の音に贅沢な物足りなさをつい感じ出してしまう、ほんと贅沢病。合気道的に力を感じずに腰を引かれて尻もちつきたくなるような、腰の力がへろっと抜けて立てなくなるみたいな、そんなとんでもない心地良さ。ほんと気持ちいい。だいすき。音楽聴いて身体に物理的に効いて気持ちいいってどういうこと?笑

 

△MC
CHITTAちゃんと2人きりで話す剛さん。私はCHITTAちゃんはじめましてで、オーラから口調から言葉から、なんの衒いもないピュアさ、困難があってもきっと逃げずに真正面から受け止めているんだろうなあ、て思わされるような、勝手な印象を浴びて目覚めるような気持ちになったのです。
それ以上にああ、と思ったのが、CHITTAちゃんと話す剛さんがほんと近しい世界にすむ生き物として会話されていて。なんというか俗に言う大人と子どもが話す光景ではなくて、どちらかというと年月を経ると否応なしに経験し背負ってしまう燻んだ霞のようなものを、お2人ともつゆほど感じさせず話されていて。ああ剛さんの心根はここにあるんだなあ、大人同士の会話にチャネルを合わせず、ピュアな存在と会話をするとその心にあるピュアさがこんな風に、口調や雰囲気やオーラに現れるんだな、って。20年目にして新たな姿に気づかされた、剛さんの心の美しさ清らかさを目の当たりにして心が震えた。

 

CHITTAちゃんにコロナが落ち着いたら遊ぼうね、と剛さん。うん!と朗らかに返答するCHITTAちゃん。CHITTAちゃんホットケーキ焼いてよ。写真送ってくれたでしょ、おいしそうだった。んーいいよ、じゃあ剛くんもCHITTAに焼いてね。いいよ分かった。410cake2(楽曲)つくろう。
会話、4 10cake partyのお約束をする2人の尊みが天元突破しててはわはわした。
CHITTAちゃんめっちゃドラム練習してるもんな。うーんうん、でも最近はつい踊りだしたくなって踊っちゃう。いいんだよ、踊りたくなったら踊れば。そうかな?うん。踊りたいと思ったらそうするのが自然だし、一番。
CHITTAちゃんドラムフレーズ送ってくれるもんね。これもいま生まれたんだろうなあってやつ。今度一緒に楽曲つくろ、CHITTAちゃんがドラム作って、僕がベースでリフ重ねて。うんうんいいねいいね!やりたい!
なんですかねこの尊さは…世界にこんな清らかな会話があるんですね…と今まで生きてた人生の中で一番崇高な会話を見た、ひととひとが醸し出す空気を感じた、と思った。

 

すごく浅慮で不謹慎に聞こえるかもしれないけれど、剛さん、CHITTAちゃんみたいな精神性の方と結婚されたら幸せなんじゃないかと思った。世界に穢れがあるとわかってそれを身に受けながらも尚真心で生きるような方。なんか家の外で澱みを受けて帰ってきても、ただいまとおかえりのやり取りでそれが祓えるような方。剛さんの命と生き方を是としてくれるような方。なんかそんなことを空想してしまうくらい、剛さんとCHITTAちゃんのやり取り、2人の間としてはごく自然なんだけど、この都会ではある意味特質で、果てしなく清廉だったんだよなあ。
それと、清らかさを湛えていきる中学一年生のCHITTAちゃんと接していて、僻んだり妬んだりする素振りを見せないのが剛さんだよなあと。自分が中一の時は…ジャニーズに入ったくらいで…と言葉を濁して続けず、の場面はあったけれど、あとは終始ひとりの人としてCHITTAちゃんに接していたなあと。ご両親が環境を整えてくださることに感謝しているCHITTAちゃんも素晴らしくて、剛さんは確かにご両親が環境を整えてくれてね、と、家にドラムセットがあったら叩いてみたくなるもんな。僕も父親が書道、水墨画とか書いてて、僕も書道するようになったもんなあ、と回顧。

 

15 愛のひと
愛のひと、街、これだけの日を跨いで来たのだから。剛さん素人耳が聴く限りはピッチぶれがほぼほぼなくて、1回くらい入りがずれたのロングトーンしながらしっかり当ててきたくらいで、バラードを歌うのが難しいと話されていたことを思うと、ほんとにほんとにすごいなって。

 

16 街
街。東大寺で声を詰まらせた夜があって、MISIAさんに背を押され不安げな双眸から腕を伸ばして歌うまでに至ったクリスマスがあって。20年の始まりの歌だから、選曲されるのそれはそうかなのだけど、20年を経た剛さんが歌うには特別で特殊でなんとなく安易には触れられない歌。
セトリを見て勝手にそんなことを思っていたのだけど、歌う姿を歌声を目の当たりにすると、ああ20年、剛さんは闘って堪えて少しずつ味方を増やしながら、今の音楽を手にしたんだなあって。その始まりがこの歌で、ジャニーさんから音楽を勧められたことで、ファンクに出会って命を続けた剛さんがいて。歩み続けて叶えた今が、東京には慣れないとMCで断言していた剛さんが、この都会の街で叶えたFUNKステージなんだなあと。
楽曲はピアノと剛さんの歌声で紡がれて、私は丁度スピーカーの目の前の席にいて。数十メートル先で、生身の剛さんが放つ歌声が内腑につよくやさしく響いて。からだのぜんぶで、できるだけ零さないように必死で抱き留めた。

 

17 Believe in intuition …
18 HYBRID FUNK(NARALIEN)
19 勃
びりびんとHFは2021仕様、HFはNARALIEN FUNKYのコーラス差し込み追加!
勃、新しい相棒のパープルギターの演奏あり、サビは足回りでダンサーさんと同じステップを刻む剛さん。付け根から上げて腿上げ的な動作で内側に入れるのと外側に出すの・前方と後方に振り出す動きと、膝から曲げるのとを巧みに組み合わせ。結構細かくシャープな振りで、それをぶれなく刻んで歌唱して、なめらかにギタープレイに接続して、まあ格好良いにも程があったよ…なんだあれ…。演奏とダンサーさんに合わせた振り付け、という意味では薔薇と太陽のそれ。繋がっているなあ。

 

20 これだけの日を跨いで来たのだから
これだけの日を跨いで来たのだから。剛さんが20年の節目にこの楽曲を選択すること、そうだよなあ、そうなんだよなあ…と思う。MCで怒りを通り越して悲しみを感じて作った曲、当たり前という言葉は嫌いで敢えて連呼している曲(ニュアンス)と仰っていて、ああそうだよなあと。
20年の間に、剛さんの身体には神様がもし存在するなら思わず憎んでしまう位の出来事があって、世界には多くの人が望まないことが起きていて。20年経っても未だに悲惨な出来事なんてあるのが当たり前で。けれどそれでもこうして己を賭して賭ける日々は、こんな幸せな時間に辿り着くことがあるよって。悲惨な出来事を超えて尚余りある光を浴びることできる日があると。この幸せな空間がありありとそれを教えてくれる。
くどくどゆうてますが私はほんと号泣しないように涙を抑えにかかって必死でした、剛さんMCで「泣かせにかかる」という表現をされてましたがほんとそれ…!こういう曲も
含めてファンク、緩急凄いのがファンクと仰っていて、これまたほんとそれ…!の気持ち。

 

(個人的な話をすると、とてもひさびさに遠征して、ひとりの時間を過ごして。遅いお昼、密を避けるべくテイクアウトして人のいない外のベンチで食べたのですが、白く塗られた期のベンチ、春の風と陽光、濃いピンク色の花弁が舞い散って、空は柔らかく青くて青くて、年度末から張り詰め続けてきて堅くなった心をはらはらとほろほろと取り崩して貰ったような気持ちになっていました。数年前までは、平安神宮さんでよくよく感じていたあの感覚を、久しぶりに体感して思い出したのでした。)
そんな昼間を過ごしていたから、これだけの日を跨いで来たのだからで、剛さんが「人生って“空”を」って歌詩にして歌われたものだから。Love Figtherの「空と心は繋がっています」だし、大切にその瞬間を抱えて歌ってくださるから。ほんと涙腺めためたになった、LIVEでは剛さんのお姿が滲まないように、泣かないように頑張るのですが今回はだめでしたね…今思い返しても真面目に涙が出る。

 

△MC
愛に包まれている、という話で。剛さん会場中央丸いステージの真中に立ってて、その場所で前には皆さん(客席のErother)、後ろにはバンドの皆さん、と各々ぐるりと腕を水平に伸ばして半円を描いて。席がほぼ壁横真横だったので、剛さんが前後包まれてるのが資格的に伝わって泣けた。

 

TANKを回顧する剛さん。最近懐かしい写真を見てね、と。竹内くん若いなあ、西川進さん寝転がせて跨がって踊りはじめギター弾いてたり…スティーブは変わんないね!竹内くん、いまも竹内くんスティーブ、SASUKEさんはあの頃から一緒してくれてて。実現にスタッフさん闘ってくれていた、叱られたりしながら、やってくれていた、愛だよね。毎日同じなようで違うことが繰り返されてて。花火やってると思って外出たらビルで思いっきり見えなかったりとか、変なパンみなさんこぞって買いに行ったりね笑。またやりたいな…あれも莫大なお金が掛かりますからね。またやってもいいよと言って貰えるように…頑張りたいな。

剛さんMCで感極まった〜〜(涙)上記TANKの話から、みんながこうやって来てくれること、バンドメンバーさんやスタッフさんたちに挟まれてて、いい意味で苦しくなるねんな…と話してる最中にくると後ろ向いて両腕ばんざいしてふるふる振りながら、ああーだめだめまってまた泣いちゃう泣いちゃう~~~~て言いながら、ステージ中央から後ろに歩いてく、、でENDRE IT UPタオルむぎゅて掴んで顔に当てるのうわ〜〜〜(涙)
剛さん、Gakushiくんとキャンプに行かれたそうで、その時も泣いたのだそう。振り返った状態で話し出して、「前Gakushiくんとキャンプ行った時もなあ、昔の話したら泣けてきて、急に無言になった時間がありましたね、、(いま)Gakushiくんきょとんとしてて。その節は申し訳ございませんでした」と腰からぺこっと逆L字に身体を曲げてお詫び奉るつよしさん(不謹慎かわいい)。Gakushiくんもどういたしまして?いえいえ?か何かフラットにでも優しく返答されて、剛さん少し話した後もう一回謝辞&ぺこりしてた(不謹慎かわいい)。歳とるとねえ涙腺がね、、急に来んねんな、と宣う剛さん、ほんとにかわいいですときめきです、、

 

なんかゆるっとしたみたいで、ここ舞浜あんふぃ、家じゃなかった、あんふぃ。言う剛さんのまあかわいいこと…

 

東京に来てから長いこと経つけど、全然慣れない。昔は東京っぽく芸能人みたいにと自分を変えたこともあったけど、やっぱり合わなくて。無理やり標準語使うと喉潰れちゃうんだよね。東京の人みんな寝るの遅いし、僕はそんなに起きてられないから寝ちゃうし…と。

 

落ち込んでいるときに明るい曲を聴いても鬱陶しいだけだった、でも暗い曲を聴くと今の自分と同じって元気になれることもあった。明るい曲は僕が書かなくても誰かが書くだろうから、僕は孤独な人に寄り添う曲を書きたい。
って。20年前、剛さんの音楽に救われた身からすると、もうそうなっていますよ、少なくとも1つの命を救っているし、きっとたくさんの命を救っているよ…と胸あたたかい気持ちになる

 

曲入りキメセリフ言って入ってくれたのに記憶が消し飛んでる!涙 指差し&もう少しだけこの音楽を楽しみましょう的な感じ!

 

21 Chance Comes Knocking.
Chance Comes Knocking.やっぱりいっこになるよね、客席とステージと、空間がひとつになる。もう何年繰り返してきたか分からないhigherの高まる身振りもそうだし、今回はclapのパートが新たに設けれられてて(確かこの曲)、剛さんとバンメン皆さんのクラップ数に合わせて追っかけ客席手拍子。モニターに案内出たりもしないので、純粋にひとつ前の拍数を体感して、音を重ねていく。ひとつに揃ってて、これは多分会場の建物構成の妙もあって、ほんと素敵に無敵な私達だった。この夜があれば明日を迎えられるよね、って言って示して貰っているようだった。

 

22 Wedding Funk
Wedding Funk、もうなんっかいも言ってほんと申し訳ないけど、セッションもセトリ入りしないいま、ほんと最高のラストナンバーだと思う、心底思う。このfunkをloveをkeepしていこう、永遠に/貴方に会えたことは私にとって幸せ、てなんてまさにプロポーズで、weddingで、私達が剛さんに思っていること、そしてきっと剛さんが私達やバンメンさんやスタッフさんに思っていることで。こんな今があの日から20年後に叶っていること、剛さんと剛さんの周りで味方されている皆さまに一心に感謝しかない。
ステージは楽しくて泣けて嬉しくて感動して、剛さんの20年は幸福も辛苦もきっときっとたくさんたくさんとてつもなくあって、そのとてつもない日々を跨いだ今のエンドロールが「Keep this funky feeling for ever」なんだから。もう幸福だよね、こんなに幸せなことはないよね。

 

真心のMCから、愛のひとと街でボーカルとピアノの世界になって、びりびんでコーラスワークが重なって、HYBRID FUNK(NALARIEN FUNKYのコーラス差し込みあり)で音影が完全にfunkに、勃で暗さを生かした照明炸裂させて、これだけの日をで虹がかかり、CCKとWedding Funkで大円団。構成が最高過ぎて言葉が出ない。締め直前剛さん4~5回マイクちゅーしてくれて、はけるときも沢山お礼と手振りと四方に投げキスしてくれて、あーほんとにもうめろめろです。

 

 


会場建物、終演後紫にライトアップしてくださるの、わざわざ機材とお金と手間をかけて飾ってくださるの、愛しかないな~~て後ろ髪引かれて帰った~~。

 

いまの剛さん、ENDRECHERIがあって、同時に確かにあった歩みの始まりがあって、素敵で贅沢でfunkyでhappyな公演でした。17時頃2022/4/10 2:44開始公演が終わったのですが、新譜「LOVE VS LOVE」が5/29配信リリースされるそうですしサマソニ参戦するそうですし…!あっどうしよう軽率に泣けますね、、なんかスタンディングのライブとかフェス参戦とか、こんなことになる前の幸福が再来してくれるみたいで、でも新譜はデジタル配信で未来にいて、要はENDRECHERI、堂本剛の20thが華やかな彩りに満ちてて感無量です…😭💜🌈(情緒不安定 またブログ更新しちゃうような幸福な日がきっとくる!くる!(言霊)

 

 

***

 

 

ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO
2022/5/20(Fri.)18:00 @白河文化交流館小峰素 大ホール

 

おわたよ〜〜〜!剛さん、最後はける時「あっマイク持ってきちゃった、せっかくだから(ここ小声)、(リップ音)、ありがと〜〜」てやらかい声のありがとをオンマイクで残してばいばいした🥺🥺🥺 その前の6連ちゅー、今日会場コンパクトでたぶん生リップ音きこえた…なにあれ…(蕩
ほんと生声が聴こえる会場で、品評会の時の発言、りんさんまるさん中心に皆さまの生声で言ってる言葉がくっきり聴こえて、、そこにマイクオンした剛さんの言葉が乗るすごさ…

 

今日はおひとりさま参戦多くて、2階席中央の前4列くらい着席でみたりしてて(その塊は結構初参加の方で手を上げてた)、多分だけど一般チケットでどんな感じかなってこられてた方も比較的多い回だったのかなあと。いつぞやのGW明けの横浜アリーナみたいな、剛さんがちょっと客席に寄り添って盛り上げていく公演みたいな。そういう意味ではバンドメンバー的にも竹内くん不在で、剛さん黒石田さんぼぶさんみて、アイコンタクでおっけー的な視線を投げかけてるシーンもあり。序盤で恥ずかしがってるねまだ、からのラストMCで今日は解放できましたか?と挙手してもらうシーンもあり、神奈川でオーディエンスでがんがん盛り上がったからの剛さんリード、お疲れの剛さんに心身遣って頂いたのかなと頭が下がる思いで。でもこれは私の勝手な印象で、2階席で心象操作入ってるかもだし、今日は変態な音楽していきますからと何度か仰る、きっと初めましての方が多かったことでまたひとつ違う深度で心根を開いてMCのお話あってからのこれ跨がほんとつよくてやさしくて溜まらなかった。ちょっぴりお行儀よさめのfunktimeな夜だった。

 

髪の毛はさらっさらというよりは少しの束感あって身体が揺れると多少まとまって揺れる感じ。なんかあと肌の質感がマットに見えて(席が遠かったからかも)、タンクトップの時、上腕三頭筋の膨らみががっつり曲面でなくトップがすこしなだらか直線で、
脇腹あたりは布余っているというよりほぼジャストラインで中に肉があることを多少感じる雰囲気で、多分幾分か疲労が蓄積してる身体の揺らぎ方にみえた(全般至極私見)。人間の男性がそこにあって。MCで僕も普通ですから(皆さんと変わらない人間ですから)的発言をされてて一人でああ、と思う。同じ世界で同じヒトとして生命してるんだよなって、どきどきするやつ。

 

EdaNdaDda…のとこ、今日竹内くんいないなどう構成するかなと思ったら剛さんとKatsuさんとお2人だった!ために「俺たちは 皆兄弟」のとこの剛さんの声が前に出てて、おれたちwa⤴︎的に上がり調子でかっこかわいく剛さん歌ってるんだよな〜てめろめろ体感してハンズアップした♡

 

居眠りパート、起こしに行く剛さん、工藤静香さんのあの振りとwinkのあの振りを顔の脇でしてあげてたw その度寝ぼけてる風でその腕を払われてたww

 

客席、「今日はまだ恥ずかしがってるひといますからね」からの、ぶるべりクラップで合間ずっと「everybody groove’n×2」「ファンクはひつこい×2」とか煽りと説明入れ込んでくれる剛さんからの、ラストMCで「今日は皆さん解放できましたか?」と挙手確認からの、神奈川でどんつーで客席盛りあがった話からビート鳴って客席が踊った後の感想が「めっちゃ踊ってるひとと、このへん(手元で手拍子)のひととおる」と笑う剛さんな客席でした!

 

黒石田さんノーリハだったのですか😳なんとスペシャルですごすぎる…😳✨!!
そう、今日は竹内くん不在で、竹内くんポジにぼぶさん、下手に黒石田さんでした✨
パートもそっくり入替なのかは耳素人で判別叶わないのですが、えびばで冒頭の鳴きのギターがぼぶさんで、竹内くんとはまた違った魅力に溢れててこれまた最高の最高だった…🙌🌈 
私感で表すなら、竹内くんの音は陽のギターで、ぱーんと弾いて放たれるようなエネルギーを感じる音で、ぼぶさんの音はしっかりギターとして主張しながらも深みや奥行きを感じる、玄人感を覚える音!あるいは竹内くんがビール、ぼぶさんが日本酒みたいな!
どっちも最高で最強(ほんとはそんな日本語ないけどそうなの)。もちろん優劣の話ではなくて、きんき箱推し(2人組の箱とは🤔)における光一さんと剛さん的な好きと好き。
ギターマガジン拝読して、ばりばりギター素人だけどお2人とも日本のファンク界の偉人ギタリストだと改めて拝読して。ENDRECHERIは豪華なfunk musicを体現して体感させてる、くーさんだって自慢するはずよね、と再認識

 

観客服装チェック、数年宇宙人みたいな格好で来て、と言っても踏み込みきれないファンに、尖った衣装を着たら直接剛さんがそれを拝見してしかもコミュニケーションが取れる、というインセンティブをつけて、萌芽の見込みがある層をアップデートしたの強いよね。ドレスコード紫も、まずそこまではいけない人でもちょっと自分を変えて、一歩踏み出させるような仕組みで。自分が叶えたい映像を(きっとこれには装いからも自分を解放してほしい、という剛さんの願いも込められているのでは)どうしたら叶えられるかを考え出す、仕事人しても優れてる方だからそうだよな〜と。ネガティブな面も想定されるけど、露出してしまった回数は少ないのでは。

 

今日のファンクネームタイム個人的ハイライト、最後の4枚目に特別賞って紹介されてた6歳のおんなのこだったな…410cakeカチューシャにプリンセス的なふんわりスカートで紫マスクにメッセージ書いてて!とてもかわいい🥺✨ 剛さんもすぐ「かわいい〜⤴︎」「あんしん〜⤴︎」て☺️
しかしファンクネームをなかなかお気に召して頂けず、「ひめかわいい」とか3つくらい剛さん出すもok出ず…(脱線、ここのシンキングタイムで剛さんは「最初かわいい言うたからなあ、あとは『おひめさん』やもんなぁ…」と、『おひめさん』と表現することが判明、ひらがな発音も加わってめろかわ)。
「お菓子の妖精」でどう?と4つ目案で緩やかに首を縦に振り、おっけーマークを指で作ってくれたのでした☺️
途中「おかあさんが首を縦に振りなさい!言うてる笑」なんて剛さん発言も入り、うーんどうしよ…と困りとok出えへんなあの微笑を醸す剛さん。
この空間の中心にいる剛さんをも翻弄して凌駕する、今日のかわいこさんでした🥰

 

410cake、ハンズアップするとこの間、コーラス皆様ステップ踏むんだけど、今日は剛さんも踏んでた〜2拍で片脚動かして重心前に動かして、もう2拍で戻すみたいな。他にも上手向いてステップ踏んでるシーンとか、身体を動かしてる時間多かった気がする。客席あたためたかったのかな

 

ヌルってたい、「の体位ね」のとこ、今日は2回とも完全にあれだった。右脚だけ膝から上げて、両手を腰の高さでそれに添えて、2回膝を上下させて腰を上に持ち上げてた。要はあれのときのそれだった。ぴえ…
ここ前モニターにがっつり歌詩がのるのですよね…だから剛さんが明確にあれしてるって如実に思うのですよね…

 

me up!、サビの照明、はじめは水色と橙色で朝日と空色、息を吸うだけで〜は赤色。ねえまさにそんな感じ。勃は基本赤に白い光線が差し込まれる、音の緩急に光が呼応してる。
GYAOさんで照明打ち合わせシーンも公開されて、「最初からトップギア」「最初は変態、次はド変態、その次はドド変態」って名言がよくよく痺れるくらいに伝わるの。光一さんも光の魔術師で、空間の意匠を組み上げることに長けてると思ってて、剛さんは音楽の意図を視認化させるのに心底優れてると思う。連想させる色でもありきたりとか微塵も思わせない一瞬一瞬。

 

どんちーのくだりですこーしだけだけど即席セッション!の片鱗!があって(どんちー音に各パートが音を乗せていく、からの剛さん「どんちーは後で曲つくるから!(ここでGakushiくんを見て言うのが今の剛さん)今コロナで早めに入場してもらう人もいて、開演前時間ある人もいるから、そこで流しといて。楽屋にモニター繋げて、たまに見ると。みんな見てるかな…と思って頑張って踊るみたいな。けど始まってから疲れてるのはやめてくださいね?なまた体力のいるfunkをする予告があった…今剛さん特に忙しいから叶わない気がするけど、タイミングがタイミングなら奈良公演で実現させてきそうなフッ軽さが堂本剛funkだなと妄想。…もとい、そのセッション的なシーンがあって、あー懐かしい!!ほんとあの時間自由でピースフルで楽しかった!と数億回目ころなを憎む感情発露になった。

 

今日は竹内くんお休みで、楽屋?でスタッフさんから今日は竹内さんいません、竹内さんいません?黒石田さんいらしてます、黒石田さん?とおうむ返しなやりとりで開演前にそのことを認識したご様子(多分前後色々あるとこういう変更事前把握するタイミング逃すことあるなあと勝手に妄想)。黒石田くんのギターも好きですよ。優劣の話ではなくて。ぼぶさんのも好きだし、竹内くんのも好きだし。3人のギター最高なんですよね。変態的で。と腕で指す剛さん、いやいや貴方もですよ的に剛さん、黒石田さんを腕で指すぼぶさん、同様に2人を指す黒石田さん…と、変態をどうぞどうぞいやいやそちらこそどうぞ的に譲り合うギター2名と剛さんの図がすごい面白かったwww 比較の話ではない、はまさにそうだし、バンドメンバーさんどなたたが来ても最高に最強のsc△leだから。続いて今日ラストの方話で、ルイスさんの話になり、ぱーんとルイス音がね。曲つくるときも(頭の中で)音鳴らしてるもんね、とメンバーが鳴らす音楽をはじめから思い描いて楽曲のシーンができていくそうです。各パートでね、そういうことがあるって、ほんとに素敵なお話で…十川さんとGakushiくんへの感謝のシーン然り、剛さんのそばにいてくださる方々は皆様ばかテクの持ち主でいて同時に剛さんとベクトルを揃えて音楽を鳴らしてくれる最高で最強のメンバーだって。そういう意味では今回初参戦のベース、ローレンスさんもげきやばだった…剛さんはfunするには自分の声にはlowの音が足りない、じゃあそういう声ならどう楽曲をつくるか、ってないものねだりしても仕方ないから別のアプローチを考えるの、当たり前と言われるかもしれないけど、それを辞めるという選択肢でないからいまこんなに盛り上がるライブが叶っているんだよなと。閑話休題、ローレンスさんのベース、もうその雰囲気通りのごりごりにふっとい音色で、たぶん日本人には出し難い音色で、ENDRECHERIfunkにはめちゃめちゃつよい構成音でほんとやばいよー。

 

バラード前のお話、ジャニーさんのシンガーソングライターやりなさいの話とメリーさんの叱られた後気にしないで&ビョークのCDのお話の後、十川さんとGakushiくんに感謝をお伝えされてた。十川さんに会って、ジャニーズでシンガーソングライターしてるのは自分だけで、最初は自分で作った曲かとか色々言われたけど、僕たちはそれを音楽や表現に変えることができるから、と。それからGakushiくんに出会って…大切な存在、バンドメンバーがいるから僕は今日ここにいる、みんなが居なかったら立っていなかったかもしれない(ニュアンス)と。
大変なことも本当にあった、と話す剛さん。20年、本当に本当にありがとう。

 

突発性難聴になってから、バラード歌うのへたくそになって。顎の角度とか、鼻腔の感じとか、口の開き方とかで身体に記憶させて歌ってるところもある。と。(ニュアンス)
歌うこと、感情と技術を伴う技巧で、喉以外のパーツを器官として使い歌ういまなのかなあと。
耳が改善しない中でバラードを歌う場面ができ音程が安定していくのは、別の器官を駆使して歌を歌っていらっしゃるからだった。剛さんの鍛錬が叶える時間で、同時にできないからやらないでなく挑戦するその御心によるあの時間なのだと知った。

 

今日も剛さん、心を剥き出しにしたみたいなお話をMCでしてくださって、1000人もの人間を目の前に、引っ掻いたら血が溢れてきそうなくらい生々しい命の色の話をしてくださる。はたとね、ある意味恐ろしいことだと思って、でもなんの防御もない状態で大切に心を晒してくださるのは、翻ってスタッフさんもバンドメンバーも客席も、信頼頂いている証拠なのかなあって

 

剛さん、いま色んなことをしているそう(ほんとにほんとにお忙しいよねきっと…)、何かの話の流れで「よーし着いたー歌うぞーと思って」という表現をされてて、いろんなことで頭がぱんぱんな方が言う、ギア入れるぞーのよーしだった。(歌声にそれを微塵も感じさせないのは堂本剛ですので言わずもがな。)あと確かこれ跨入りの暗転中、客席に背中向けてぐーっと十字架的な体制イメージで、腕と背中の筋肉伸ばしてた。きっと予定外な日程の公演で、いろんなお仕事予定している中の今日で。剛さん、スタッフさん、バンドメンバーの皆さん、素敵な時間をありがとうございました

 

観客を優しく誘い込む姿勢が印象的で、これ跨の前、入り直前の言葉、「僕に貴方のことを教えてください。貴方に僕のことを伝えます」(ニュアンス)みたいな、身振りをつけて、心の奥底の開き合い、双方向に繋ぎ合うような誘い方をしていて。とても真摯で、寄り添うような声色で。
今までは自分のこれまでに思いを馳せてね、僕も巡らせます、的な話をされてきたのとまた違う表現で今日は委ねてくださった。「愛は枯れないものよ 愛は枯れないものよ」「あたしたちはね 歩んでいくの」と歌う剛さん、フェイクも原曲で音程上がるとこ上げて歌ってらして、この曲の魂がまた次元を上げたなあって。
(私ほんとこの曲を愛していて、何度も救われて生きてきた人間で。出会った頃は街を歌う苦悩する剛さんで、その後高潔な剛さんですら悲惨な出来事が当たり前なのだから私なんかには勿論あるものだ、って当時寄り添って頂いたから。20年を経た剛さんの魂が歌うこの瞬間まで生きてこられてよかったと心底思う。)

 

これ跨冒頭、暗転した状態で十川さんの方に身体を向けて両腕を水平に伸ばして伸びをする剛さん、オーディエンスいつも以上に乗せて煽るの、お疲れのところにさらにお疲れだっただろうなあ、ブルベリジャンプで喋り続けたり(一連終わったあと飲み物ごくっと飲んでてお疲れ様とありがとうの気持ち)またひとつ心を噛み砕いて表現し話てくださったり、客席の様子を見て精魂込めてパフォーマンスしてくださったの、ただただありがとうの気持ちであります。。。