The love that breathes

例えば空を見上げるような.

生身の人間として、限られた尊い愛として

KinKi Kids concert 2015-2016 12/31レポ

 

人生始めてKinKi Kidsのコンサートに参戦しました。

雑誌のレポも出ていて今更ながらですが、自分の備忘として残したいなと思います。

メモを取ることもなくただ記憶に沿って書いたので誤りも沢山あると思います。個人的感想が多分に含まれます。 ※左右はステージ向かって。

 

OVERTURE

・メインステージ上、左にバイオリン女性団、右に管楽器男性団。

夢を見れば傷つくこともある(衣装①)

・メインステージより登場。あのイントロが鳴って、剛さん、前髪~トップにかけて強めのパーマかけて、金ステッチの黒ロングコートをなびかせるその姿が、初めて肉眼で見たお姿は本当に貴公子、王子様だとほんとに思った。この時点でああもうあかん、これはだめだかっこよすぎる、と思った。

・奥からステージの上下を活用してだんたんメインステージ前方へ降りてくる。はああ…素敵過ぎる…

ココロがあったんだ

・ダンスあり。

やめないで、PURE

・曲入りがじらすイントロ×レーザービーム×炎の演出。かっこよすぎる。ダンスあり、当時とおんなじ振付!激しくときめき。炎があがるたびにキャー!って会場。

永遠のBLOODS

・剛さん左、光一さん右へ。途中から手押しステージに乗ってレールに沿って移動。どんどん近づいてくる正真正銘本物の剛さん…!丁度目の真に来た時は、俯き加減でレール下にいるスタッフさんにイヤモニ触って、☝のポーズで上下にくいくい。音量あげてなのかな?指示してたのでお手振り等なし。ああ本物だぁ…って思った。

フラワー

・バックステージから残り半回転。原曲キー!光一さん時折高音喉きつそうだったー。そしてその光一さんが今度は目の前に…!王子で、大人のオトコだ、って感じた。ララララ…のところ会場大合唱。「もっと!」とか声掛けて煽る光一さん。

もう君以外愛せない

・メインステージの塔型タワーに剛さん左、光一さん右で乗って上昇しながら歌唱。生バラード綺麗すぎて心に沁み過ぎる。終了後暗転、そそくさ!と二人はステージ中央後方にはける。結構全速力なダッシュだったと思う←

情熱(衣装②)

・管楽器隊が後ろでマーチングバンドしている中、メインステージ中央から登場。衣装、赤いジャケットに。剛さんのジャケット、後ろが燕尾服みたいになっていて(背中側は黒色)、すごいそれいいわぁ…って思った。

・ダンスあり。オリジナルの振付!

・大サビ前、おもむろに指揮者役の男性が持ち出したもの、それは光一さんが剛さんにブンブブーンでクリスマスプレゼントしたプラスチックのトロンボーン!会場ざわざわ。剛さんはふっ、と肩の力を込めて・抜いて、光一さんは音が出る所にマイクかざして。結果は「すーーぷぁぁ」と前半は空気音だけ、後半は相応に音が鳴っていました。会場暖かい大爆笑。かっこいい→ボケる→何事もなかったかのようにかっこいい、の最近恒例の流れ…!笑

願う以上のこと 祈る以上のこと

・メインステージ。ダンスあり、Mステ等で当時踊っていた振付?

ボクの背中には羽根がある

・中央で丸いステージがせり上がり、そこで歌唱。曲中2回、羽根が噴射。スクリーンに映った、羽根が舞う中歌う剛さんと光一さんは紛れもなく、もうこの上ない、これ以上ない崇高な天使に見えた。

Misty(衣装③)

・前半バンドメンバーインスト(着替え)。メインステージ、ダンスあり。もうだーらすたらんだーらすたらすたん、ってきた時点でうわぁぁぁって…!過去コンサートで踊った時はDVDでうわぁぁって思ったのだけれど、実際に肉眼で見るともう言葉では言い尽くせない衝撃がありました。

Kissからはじまるミステリー

・中央ムービングステージ、その上でダンス!2人で踊るって、やっぱりなんだか素敵。剛さん間に合わない~で振付飛ばす。剛さんの周りを光一さんが回っている感じになりました(後ほどMCで光一さんが触れ、歌いながら再現。ふんふんふーん、でやるともう間に合わへんやん?という感じで(笑))。「キミがほしい」のとこの指差し振付がまじで本当にぐはっっって感じだった。すげーーときめく。カメラで抜かれてスクリーンに映ったときとか破壊力半端なさすぎる。ほぼバックステージ側にいたので本人の姿をなかなか見れない位置だったのですがそれでも刺さった。

・ペンライト、「♪きみがほしい」のあとふっふぅー!という感じで2回短く振る。ジェロマ以外にも決まった振りあったのね。これ幸せ。

ジェットコースター・ロマンス

・バックステージから剛さん左、光一さん右をメインステージに向かって歩いて戻りながら歌唱。剛さん右手にペンライト持って振りながら、歩きながら歌唱。

・光一さんは自分のマイクで振りをするので声が飛ぶ(笑)。サビ前「もっと大きく!」とご指示が飛ぶ飛ぶ。ファンは楽しくなって応える応える(喜)。間奏で振りがちょっと休まると「休むなよー休むなよー!」って、でも「うそ(笑)」って言葉を続けて言うから光一さんらしいなぁって思う。

・剛さんはキレイに手首を回しながら、1番の前後くるくる、2番Aメロはジグザグ、Bメロ(サビ前)はゆっくり頭上で回す振りをお手本しながら歩いてくる。2番サビ位で本当に目の前に来て、ああもう本当にとてつもなくどうしようもなく、10メートルそこらの距離に堂本剛という人が存在して、目の前を歌いながら歩いていて。体の肉や骨格が感じられた。夢みたいで。

スワンソング

メインステージ戻ってきて、ダンスあり。例のあの振付!大サビの向かい合う所でキャー!ってなる客席。

 

MC(40分)

※網羅できず…アバウトな記載

★カウコンリハ

○こ>今日9時からカウコンリハだった(昨日もやって)。東山さんがいなければ出なくて~と思って光一さんが確認する(聴き方再現あり)も、俺は7時から起きてるよ、ということで撃沈(笑)。

○こ>KinKiコン→カウコン→KinKiコンを知らない人もいて、友人からカウコン頑張って、と言われるけど、その前も後もあるんだよ…と光一さん。知らないひとが多いんだよね。

トロンボーン

○こ>FNSで見たひとなんだこれと思ったでしょ、ブンブブーンで光一さんから剛さんへのプレゼントだったんだということを説明。

○こ>「情熱」でのあれな(笑)!と光一さん。すーぷあぁ!って感じだったなぁ(笑)と。

つ>これ練習せえへんのやで、今日3回目や。本番前練習しようかなぁ、と思ったけどしない、ということで大阪公演振りのトロンボーンだったとのこと。

こ>大阪では初日すー、とならず、2日目はぷぁー!となったもんな。大阪のホテルで練習してたやろ、凄い大きい音がなってたよな(笑)。俺その日隣の部屋でインタビュー中やってん

つ>「何のインタビュー?F1か。ならええか」って続けてん(笑)

 こ>あれぷぁー!って鳴るたび会話途切れるんだよ(笑)

○おもむろにはけてトロンボーンを持ってくる光一さん。

つ>ぷぁーぷぁーぷぁー(鳴) と数回鳴らす。

こ>これなんだと思います?(観客へ尋ねる)

 「Stay with me」やって

観客>(大爆笑)

○こ>つ(裏返る)、つよしくんはさぁ!このトロンボーン、練習するつもりなの…かなぁ↑(上ずり)…?! ←光一さんの裏返った声がめっちゃ可愛かった。

つ>折角やし、ファンクはブラスもあるから、練習しよかなぁ

○他にFNSのリハ中、剛さん浜崎あゆみのMのサビで合いの手みたいに鳴らしてたら、実は画面を浜崎あゆみのマネージャーさんが撮っていて、音入っちゃってるであろう、それに始め気づかずやってた剛さんと、気づいてたけど剛さんのこと眺めてた光一さん、という話もあり。

★大阪公演での光一さん飲み物との格闘

○こ>会場乾燥していて。ジェロマ→スワンソングの間で、メインステージ横に飲み物おいといたんだけど。マネージャーが親切でストロー付けて、しかもビニールかぶせてくれてて。あそこも時間ないから、俺はキャップあけて飲もうと思ったら、ストローあるやん!カバーかかっとるやん!!であああって格闘して飲んだ(笑)。その後マネージャーがストロー落ちてましたー(笑)って持ってきよるねん(笑)

○こ>今日寝た?

つ>俺はどうしようかなーと思ったけど寝てへん。

こ>ちょっと仮眠しようと思う時も、アラームなる3分前にマネージャーさんが時間ですよ!って起こしてくんねん!

観客>(笑)

お>俺は2回目のスヌーズで起きようと思ってんねん!って言う時あるよね(笑)

 

◎光一さん毒舌炸裂(笑)、剛さん優しいフォロー(笑)。

 

Alright!

・MCで今回のシングルにあたり、堂島公平さんが作ってくれた曲です、の紹介から。

鼓動、千々に

・本公演では、今年のシングルから5曲演奏されました。

Harmony of December(衣装④)

・幕間。HoDのPVの続編、のような映像がスクリーンへ。ディセンバー号に乗っていた少女と、恋をしていた少年がお互い青年になって、バー(?)で行方不明になったディセンバー号のチケットを持った青年が現れ、1~2時間後女の子が同じ店を訪れ、青年を追い掛けて再会・抱き合う、というストーリー。

・中央ステージが左右に開き、上下する橋のような上にお二人の姿が。民族衣装のような長いコート、剛さん茶系、光一さん黒系、胸にバッチが沢山。HoDでは橋が上昇。二人並んだ姿が神々しすぎて神か・美しい何か別の生き物か…と思った。崇高だった。これが尊いと云われるKinKi Kidsなんだな、と心底思った。そして美しいハーモニーだった。最後の剛さんのパートも綺麗で美しくて透き通るようで。

SNOW!SNOW!SNOW!

・橋が降りながらの歌唱。MCで「SNOW!SNOW!SNOW!」は歌いますよ!としっかりネタばれした曲が早速きた…!という感じ(笑)。この冬ソング2曲続きは本当に神々しかった…橋の演出も相まって。しかし私達の位置からだと中央の高く開いたスクリーンとその柱の関係で剛さんの実際の姿はほぼみえなかった。光一さんはかろうじて。神々しいお二人が並んだ姿はスクリーン越しでの鑑賞となったのでした。

愛のかたまり(衣装⑤)

・SNOW!SNOW!SNOW!が終わって、橋の手すりを開いて前進、メインステージへ進んでいく。あの、二人が並んで颯爽と歩く姿は、ああこれがKinKi Kidsなんだな、と感じた。仲良くきゃっきゃ歩くでもなく、仲が悪そうに歩く訳でもなく、表面上は一人と一人で、でもお互いがお互いを気遣いながら、凛として歩いていく姿が、これがKinKi Kidsなんだと思った。

・歩きながらコートを脱いで衣装⑤。純白で、キラキラがついた衣装。1番を歌い、アレンジver.の歌唱。1番後曲間から振付き…!シックで大人っぽい振りつきでした。

愛のかたまりはこれまでも原曲があり、アコースティックverがあり、そして2015年のアレンジverがあり、今回は振りつきで。KinKi Kidsのお二人と、ファンと、皆の愛で進化・深化していく曲なんだと思いました。

硝子の少年

愛のかたまり→硝子の少年とか、今回セットリストの曲目組み合わせが本当によく分かっていらっしゃる…!流石です…!というものが多かったです(HoD→SNOW!x3、愛かた→硝子、Secret Code→99%LIBERTYとかね!!)。振り付き、数年前に新しくなったものでした。

雨のMelody

・イントロの時点でうわぁぁぁ…!って感じに。素敵じゃー。♪雨が降る、の時の指の動きが画面に映って、吸い込まれそうな気持ちでした。

・2番のサビで剛さん膝爆発。私は丁度双眼鏡で見ていて、ぱん、ていった時とくっ、って険しくなった剛さんの表情を双眼鏡越しに生々しくみてしまった。2番サビはほぼ体動かすだけで、大サビ前の感想は簡略的に踊る姿、大サビは元々振りなし。大事だったかな、この後踊る曲あるかな、カウコンや明日の公演は大丈夫かな…と祈るように見ていました。

Secret Code

・剛さんジャケット脱ぎ。肩口で切れたデザインで、二の腕~指先まであらわに!剛さん右側、光一さん左側に(花道人力車)。

99%LIBERTY

・バックステージ側から剛さん左側、光一さん右側へ。目の前を通った時は、正面で向いてくれはしなかったけれど、私達より上段へ片手を振った姿を見せてくれました。その後メインステージ側に戻る後ろ姿が、白の上下衣装に包まれた、大きな背筋と、丸い上腕二頭筋と、筋肉と筋の肘から下が、目に焼き付いています。ああ堂本剛さんは人間なんだ。実在していて、東京のどこかで今も生活を送っていて、色んな事を考えて舞台を作り上げて、今日という日はステージに立って私達を魅了してくれて、それが終わるとまた生活に戻っていくんだ、ということをひしひしと感じました。実在した人間、二次元ではなく三次元の人なんだということを強く感じました。そして、私達は平等に年齢を重ね、こうしてそのお姿を見られる、今のような関係性がいつまでも続くものではないということを同時に感じました。雑誌ではつるつるした肌を見せていても、スクリーンに映る肌や汗や歌う時の皺は36歳男性のそれで、私達も平等に年齢を重ねているのだと。また、剛さんは一つ一つを真摯に生きた結果として、今日という日を迎えているのだと感じました。

ちがう道、おなじ空

・バックステージで挨拶。挨拶が始まってはたとして、なんかあああっという間だ、もう終わってしまうなんて信じられない…という気持ちになりました。そのままはけ。

 

アンコール

鍵のない箱(衣装⑥)

・キンキ!キンキ!のコールの後、登場!メインステージの扉が開き、レンガのような形の、白地に「Tsuyoshi/Koichi Domoto」の文字と青色のラッシュが文字下に引かれた、もこもことした気球に乗って登場。高い…!人力で動かしていて、先ずはメインステージ→バックステージへ直線で向います。一番上の席の人にも近いんだろうなこれ…!

・衣装は剛さん緑、光一さん白黒のチェックスーツ。可愛い…(蕩)。

まだ涙にならない悲しみが

・剛さん左、光一さん右で横方向へ、メインステージへ戻る方向に。斜め下から双眼鏡で剛さんの姿をずっと眺めていました。お手振りいっぱい。

Anniversary

・この曲生でききたかった~思っていた~まさかアンコールの最後に歌ってくださるとは~(感涙)。

 

挨拶

★来年

○こ>来年はKinKiの活動が増えることを約束します!

 観客>キャー!

 こ>ま、そうならないかもしれませんが

 観客>えー!

 つ>そうなんですが(笑)

 こ>約束は破るためにあるものですよ、約束以上のものをお見せしますよ!

 観客>キャー!

★剛さんの膝

○つ>膝爆発しましたから。

 こ>そうなん?

 つ>カウントダウンではきっちり治して踊りますよ。

★はけ

・つ>あばよ!

 まさかの剛さんはけ挨拶「あばよ!」が画面に大映り(笑)。

 

エンドロール

・今日の公演からの写真と、演者さんのお名前が流れる。写真が、静止画が美しかったなぁ…。

 

 

私が明確に堂本剛さんのファンになったのはROSSO E AZZURRO発売よりもう少し前から(人生で初めて買ったCDがそれだった。シングルはカナシミ ブルー)で、それから何年も何年も経つけれどコンサートに参戦したことはこれまでなくて。

今回参戦して感じたことは、剛さんも人間なんだ、ということでした。TVや雑誌では穴があくほど見ていた姿でも。実際に拝見して、いろんな場面でKinKiのftrを「尊い」と表現する理由を全身で感じたし、王子とも天使とも、ある意味二次元に近いような感覚として崇高さを覚える場面は沢山ありました。けれど、花道で10メートルもないような距離で目に映った剛さん、光一さんは当たり前なんだけれど三次元の人間で、36歳の男性で、今この瞬間命をしている御方で。

そしてあとどれくらい、こんな風に全身全霊で剛さんを愛することのできる時間があるのかなと。「10years」の10年後を迎えて、今も剛さんと光一さんは唯一無二の二人で並んで、歌って、笑っているけれど、25周年になったら40歳を越えていて、応援する側である自分も結婚したり家庭ができているかもしれなくて、30周年の、今から10年後は理想の姿はあっても、実際は正直予想もつかなくて。

今この瞬間、今日という1日を、この御仁が生きている同じ時空で生きていること、それに心から感謝して、今この瞬間お贈りできる最大限の愛を賭して生きていかなければ。将来どこかで後悔するのかもしれないと思いました。

それと、どうやら人生観が変わったようで、仕事での取組すら変わりました。凄い。

 

2016年は活動を増やしたい、と仰ってくださっているので、全身全霊でそれにお応えしたいなと思います。またこんな風に、ただただどうしようもなく愛しています、という気持ちに溢れる日が来ますように。