The love that breathes

例えば空を見上げるような.

ふたりとひとり(音楽と人 読了) 

(読後の感情そのもので書いた文章ですので不適切な言葉回しや構成の不十分ご容赦ください。)

 

音楽と人。田舎でして、本屋さんに電話したら今日入荷しましたと言われ飛んで手にしてきた。読んでいる最中少し振りに雑誌のインタビューを読んで涙が滲んだ。長く1人の剛さんを記録してくださった方々が2人の剛さんの声を聴く。どんな言葉になるのかと期待していたら、やっぱりそこにあるのは2人の瞬間を凝縮したような、いつかどこかの雑誌でも近しい感覚を抱いたような、名状できない絆を感じた言葉だった。音楽と人をも以てしても、KinKi Kidsは「KinKi Kids」としてピンセットを入れられない、柔らかくて儚くてそれでいて確かに輝く塊のままだった。これは決して全く否定ではなくて、剛さんの変遷を良く知るライターさんにとって初めてのKinKi Kidsライブ、音楽と人にとって初めてのKinKi Kidsインタビュー。いつもつぶさに観察して顕微鏡で覗いてピンセットで解してまた角度の異なる煌めきを感じさせて貰っていた雑誌だからこそ。どの雑誌でも謎解きを試みた結果、肯定的に質問者から箸を置かれるのがKinKi Kidsだったから。問いたださないで 壊れるから、そう歌う2人が嫌がらない、壊れない深さまで。どこまでその麗しい糸を摘んで引っ張って光に当ててくださるのか。一人で期待して胸を高鳴らせていた、ただそういうことで。音楽と人という雑誌を以てしてもKinKi KidsKinKi Kidsであったことに途轍もなく感動した、というただそういうことであった。

大仰に書いてしまったけれどやっぱりその糸、その文章ひとつひとつを見れば語られなかったKinKi Kids、光一さんにとってのキンキと剛さん、剛さんにとってのキンキと光一さんがあることは確かで。特に1人の剛さんから剛さんを知った方が2人の剛さんへ訊ねること、その経緯を承知している剛さんからの返応。1人と2人を行き来する剛さんの言葉というのはこれまで余りなくて、貴重で、そしてとてもとても自然体で。キンキのコンサートは2人で歌うものとした剛さんの言葉を一昨年の光一さんが解いて、2016年は剛さんは1人の本流を表現することを退けて。そして2017年、置かれてしまった状況もあれど、その真奥を真正面からそのステージで表した剛さん。個人的にはもう1人での表現を、己だけの魂の表現をしたくてしたくて堪らなかった、今は場所を問うよりも先に、音楽を続ける自身の今を堂本剛ファン以外の人も居る中であっても表現せずには居られなかったのかもしれないと思っていた。実際はこんなに感情的な経緯はなくて、ただ1年前届けられなかった1人の歌を限られた時間でも今ファンに見せよう、なんて思いを働かせたという世界なのかもしれないけれど(受け手にとってとても関心のあるこの心境の変化、1人と2人を追い続けていないと持たない視点だから…どこかの雑誌さんで質問してくださったらいいな…とつい謎解きに想いを馳せて、好奇心を持ってしまう悪い癖)。こんなステージを経て、経緯を知るひとの前では1人と2人の境目が少しずつ融けているのかもしれない、その剛さんの変化についてもあたたかい気持ちを覚えた(これも実際は外枠の変化で、ただこのタイミングで柵が取り払われたとかそういうことかもしれないけれど)。

重ねて初回から堂島孝平さん(どんちゃんとお呼びして良いものか、堂島くんかさんか、いつも迷っている)へのインタビューを連ねてくださったこともとても嬉しかった。光一さんも剛さんも当事者であるからこそ語らない場面も多く、その行間を、その舞台裏でどんな遣り取りがあられたのか、2人に近しい2人以外のひとから2人がどう見えるのか。語ってくださる貴重を元からご縁のあられる音楽と人さんが選んでくださったことも嬉しかった。2人の真意が語られることはない、けれどそこにあった事実を読み解かせて頂けることは本当に贅沢だと思った。 

一読者の願望として、これからも音楽と人さんには1人の剛さんと2人の剛さんを変わらず見詰めて頂けたらなぁととても思う。そこにある経緯を見詰めた踏まえた剛さんへの問いかけ、そしてそれに応する剛さんの言葉。今まで訊かなかったこと、語られなかったこと。好きな人を知りたいという一ファンの好奇心、ただ単純な感情の動きだけれど、剛さんにとって邪魔だったり煩わしくない範囲だけでいいので、その言葉を聴いてみたい。何が好きなの?どんなことを思うの?その時どうだったの?恋の始まりに抱くような関心をまた新たにひとつ、これからの可能性に抱かせて貰った気持ちです。16年目、言葉を交わしたことすらないのにこんなにも愛したひとへ今でも変わらず瑞々しい愛情のベクトルを抱ける、贅沢で幸せな気持ちを。

本当にありがとうございました。

 

 

追記:

編集された方がどこまで経緯をご存知か分からないけれど、表紙に採用された写真がこれまでの光一さんと剛さんの定番が逆になったカット(光一さんが動で剛さんが静)というのもひとりですごくぐっと来ていた〜〜是非を問う気は更々ないけれどこれも剛さんの耳のことがあられてからの変化かもしれない。復帰初回のテレビジョン、光一さんが剛さんの背に添えてるの胸にきたもんな〜〜。。

光一さんの作曲、堂島くんの「才能のあるメロディメーカーだから、書かないのはもったいないな、と思ってたんです」という言葉それです〜〜!ってなりました。そして「前のクオリティを超えたいいものが作れる確信がないと、曲を書きたくないんですよ。それってすごく正しい。」と言葉が続いて、その心境を理解して承知した上で、それでもしつこく光一さんの好きなコードを変化させて投げ続ける継続した愛情を持った堂島くんあってこそのTopaz Loveだったんだなと…もう何度目かの拝み倒しせざるを得ない案件でございます(*´人`*)

あとテキストページに載せられたソロカット、それぞれの正面に相手の手が重なっていてこれもKinKi Kidsを素敵に視覚化しているな〜〜と。本人自身なのだけれど、そこには相手の存在を意識的・無意識的両方含め感じながら2人があると言いますか…。あと単純に2人の手も凝視した〜〜身長とか小柄なお2人だけどパーツパーツで成人男性だって強く感じることがあって手もその中のひとつだなって…節立ったその手が触れるものに羨望を覚えたりして。

(この紙面は読む度読む度心に引っかかるワードが浮かびあがってきて、そうだよね~!とかそうだったの~!とか逐一感情が動いて幸せである。たぶん読み返す度追記が増えるというか。そういう記事を読めること、それとライターさん主観の言葉が綴られているページがあることが音楽と人っていいなと思う。その方自身の人間性が深く問われる雑誌だよなと思いつつ、いつもそのテキストに感動したり、共感したり、新たな気づきを頂いたり。単純なファン以外の方からKinKiが、剛さんがどう見えているか。ラブイズブラインドの外にいる方から最愛の方がどう見えるのか。ここに関心を持つこともやめられないんだな…。)

 

2017回顧

2017年も最後の日となりました。

KinKiさんごとで言えば、今年は20周年本番、その日を控え。同時に剛さんはソロ15周年。光一さんはSHOCK東京公演に加え少しぶりの大阪・福岡公演。たくさんの楽しみがある1年、となると思っていました。

 

昨年のアリーナツアー&ドーム公演を終え、KinKiはお休みの季節。ただしSONGSのSpin off放送があってそれが凄まじかった。剛さんには光一さんがいて、光一さんには剛さんがいて。唯一無二のデュオがKinKi Kidsで、こんなひとたちを愛して来たんだなって幸せな気持ちになった。

剛さんは絶賛ソロ制作中のようで、all starsのSNSからその様子が漏れ伝わってくるたびに喜々と胸を躍らせていました。アンプ・フィドラー氏や山下達郎氏というビックネームが楽曲に参加しているなんて報もあり。とてつもなくうずうず、体感的にはかなりの長い期間うずうずしていました(笑)。

そして光一さんのSHOCKを初めて観劇しました。アリツアの光一さんソロを見て改めて堂本光一沼に嵌り、ソロアルバムを抜けていた分全借りし、Spiralのライブ映像を見てその緻密さ美しさ力強さストイックさお茶目さに魅了された2016年後半でして…ああSHOCKを観にいかねば、と使命感を覚え観劇と相成りました。凄まじかった、コウイチを通して堂本光一のショーイズムを全身で浴びたような気持ちでした。

個人的にはKinKiのライブ円盤を最新から見返すツアーを始めました。何故って単純に剛さん光一さん不足だったから、なのですが(笑)。どのコンサートも見るたび見るたび素敵で無敵なKinKi Kidsがきらきらしていてあー好き!!と一人で悶えていました笑。今年は緊急コンまで計7枚到達したので、2018年もまた継続してみられたらいいなぁ。あと思い出しましたがJEさんどうかどうかアリツアの舞台裏含めた円盤リリースお願いします…心から…緊急コンの円盤楽しすぎてリピりまくるから進まないくらいだったのです…どうか後生ですから…(*´人`)

 

剛さん、ファンのうずうずに応えるようにサイトのカウントダウンが始まり、4/10から5/29 17:09へ。そしてENDRECHERI、その発表を迎えるのです。今思い返してもあの胸の高鳴りは本当に鮮烈で。多くのプロジェクトネームを泳ぎ渡り、その時々の音楽を生きて鳴らした剛さんが15年経って立ちたいと思った場所があのENDLICHERIだという事実がなんだか胸に来た。敢えてREとスペルを入れ替え、もしかしたらここ数年から季節を跨ぎはじめていた剛さんの様々な音楽が一気通貫、今の剛さんの表現に落とし込まれるのかもしれないと心根から湧き上がる喜びと幸福を止められなかった。あんなに希望と期待に溢れた感情を抱くこと、そうないと思う。それからサマーソニックイナズマロックフェス参戦の報が飛び込んできて。これもほんと表現がだめだけとしんじゃうほど嬉しかったな…剛さんの長年の願いが、堂本剛の音楽が円熟したこのタイミングで叶うなんて。アー写の色香に撃ち抜かれたし剛さんがひとつご自身の努力で夢を叶える瞬間が来るんだな、と本当に本当に嬉しくて堪らなかった。平安さん開催も決まって。

それと銀魂・高杉剛の情報解禁も。ぎゃー剛さんのヒール役が映画館で見られるなんて…とまあ舞い上がった。どちゃくそ嬉しかったあああ。

夏を迎える前、5/31 にはMTVアンプラグドにも出演。麗しさが詰まっていた。この日収録した映像が20周年の記念品にもなった。

 

こんな夏はもう2度と巡らないだろうし、その一点においては天地がひっくり返っても2度と味わいたくない。剛さんがこれから得るはずだったものがばらばらと掌から滑り落ちて、あんな声の剛さんのラジオを聴く時間はもう絶対に来なくていい。

20周年その日に向かってKinKi Kidsがアクティブに活動を始めた。The Red Lightのリリース、未満都市の20年前の約束が叶えられるなんて言われたり、ラジオ特番で20周年その日を迎えることになったり、20周年のpartyするよ!なんてキンキらしからぬ楽しいタイトルのイベントが開催されたり。純粋にシンプルに、胸躍るKinKi Kidsの夏を迎えるはずだった。

光一さんの言葉は非放送地区だったのでリアルタイムでは視聴していなかったのですが、Twitterで情報を知って、 え? って。時が止まったというか、大好きな光一さんが大好きな剛さんの体調について、何を言っているのか始めは脳みそがついていかなかった。新聞記事が出て、WSで取り上げられて。入院中情報はないので兎角祈ることしかできなくて。症状の度合い、理由、治療の方法なんかを憑りつかれたみたいにひたすらネットで漁っていた。光一さんは剛さんが音楽を鳴らせない間、KinKi Kidsとしてその場所を守り歌っていた。未満都市撮影の真っただ中、夏の音楽特番直前の発症で。全部だきしめてもAnniversaryも愛されるより愛したいももう君以外愛せないも、光一さんがKinKi Kidsを守り歌う姿に息が詰まった。退院後予後100%戻っている訳ではない状況が明らかになって。フェス、平安神宮で音楽を鳴らせないことが決まって。FMBで本当に珍しく感情を体から零しながら、憤りのような無念さ口惜しさのような、そういう感情をあの剛さんが声音から漏らしていて。本当になんでとかどうしてとか、誰に言っても仕方のないことばかり一時考えてしまった。ソロプロジェクトも一旦停止で。毎週のラジオのお声を縋るように聴いていた。

KinKi Kidsには横浜スタジアムでイベントが待っていて。紆余曲折の結果、剛さんは生中継で参加されることとなった。前日の心、台風が来る前のような風と生温かさと停滞を孕んだ心に、光一さんのSMGO、剛さんのLFが通って。2人がこのイベントを楽しむぞと心に決めて臨んでいるのだから私もそうしよう、そうしたい。お祝いを楽しみに行こう、と心に決めて当日を迎えた。16日のみ現地にいたけれど、本当に本当に、剛さんと光一さんの間にある20年以上積み重なって結実している信頼、KinKi Kidsへの溢れる愛情、そしてキンキとファンとの信頼関係をこれでもかと感じた時間だった。あんなに泣き笑いする夜は人生でももうないかもしれないと思った。KinKi KidsKinKi Kidsを諦めない限り私は愛を続けて生きたいと心底思った。

銀魂も夏の公開で。見たことのない表情を、佇まいを表す剛さんの姿があって、映画館に5回通った。堂本剛の感情、演技というものを介しなければ決して露わにされない様々がそこには映っていて、その表情を、視線を見ることができる事実が幸せだった。去年の剛さんの尽力に今年、この夏、救われていたと思う。

 

剛さんのステージ復帰が決まった。151日ぶり、テレビ朝日ドリームフェスティバルがその会場となった。さいたまスーパーアリーナ、60分8曲のステージ。大きな白いヘッドホンを備えてステージに立ち、剛さんはその歌声を紡いだ。一聴、片耳が難聴だなんて感じさせないような歌声で。歌唱中は目を閉じ音に集中しながら。心で歌うというよりは、音楽を成立させるために頭で歌っているような、そんなことも思った(たぶん傍から見たらそんなことも思わないと思う。本調子ではないのかな、でも上手いな、きっとそんな感じ。堂本剛の凄さ、底力だと思う)。光一さんも明るく振る舞い場をリードしていて、どちらかが傾いているときはどちらかが支える、それを目の当たりにしたようなステージだった。アンプラグドアレンジも素晴らしくて…映像化お待ちしています。あとThe Bestの情報解禁があって、その後partyの映像ダイジェストが収録されることがわかって心底嬉しかった…JEさん本当にありがとうございました。あの空間を見たか見ないかでKinKi Kidsのファンをする上では相当に違いがあると思います(私見)。

ドリフェス前後にかけて、小喜利の私大阪・東京公演も開催。歌が遠くても喋ることはできる、剛さんと同じ空間で過ごせることに本当に本当に救われた気持ちになった。剛さんご自身が困難の中にいるのに、ファンを慮ったような時期の開催だったと思う。素直に笑って、可愛さに悶えて、その真摯さに何億回目かの胸を撃たれた時間だった。

光一さんはSHOCK遠征。足を運ぶことはできなかったけれど、雑誌で出演者と一緒の写真で相貌を崩す光一さんにすこぶるきゅんとした。サントラも素敵だった…!

 

冬の音楽特番にKinKi Kidsは名を連ねた。タイムボカンのOPとしてお茶の間に流れたDESTINY(光一ソロ剛ソロキンキverからのテレビ2人生歌…素晴らしすぎでした)、そしてpartyで「突発ラブ(仮)」として過程を見せることを嫌う光一さんが歌詩のない状況で初日に披露し、剛さんがその場で歌詩をつけ、2日目にはpartyの光景も紡がれた詩で歌った曲が、Topaz Loveとして披露された。始めに聴いたのはSONGSでその衝撃、メロディが分かれハーモニーを紡ぎまた別れそしてユニゾンひとつになる、そこに宛がわれた剛さんの言葉に、歌詩に身震いした。こんな美しさ、いつだってどんな状況に置かれたって、KinKi KidsKinKi Kidsをアップデートし続ける、一歩一歩先へ歩むのだと痛烈に感じた。美しかった…。

そして冬のコンサート。他でもない光一さんが副題、暗号のような数列と直接的な、婉曲の仕様がない英文を添えたステージ。約100人のオーケストラを従え歌うKinKi Kidsにはまた新たな可能性を具現化していたし、これが剛さんの耳のことがあってではあるのだけれど、この置かれてしまった状況で新しい輝きを手繰り寄せる剛さんと光一さんに胸を掴まれていた。無理してでも立ちたい場所があると仰られた剛さん、ご自身の耳の所為で20回目の東京ドームという場を逸することを拒否したのだと思うし、特に後半眉間に皺を寄せ脂汗を浮かべながら辛そうでもそれでもステージに立ち続けていた姿があった。光一さんは意図的に明るく振舞ったり、剛さんの分も前に出て話す場面があったり。本当に唯一無二の2人を感じる時間だった。剛さんのソロ、インスト曲に合わせて体を揺らし踊るお姿(発症されてから初めて踊る堂本剛を見た)はもうどうしようもなく胸を穿って、これだけの日を跨いで来たのだからが披露された瞬間partyでも今日の登場でも零すことは堪えたのに否応なしにどうしようもなく号泣した。剛さん、光一さん、このステージに関わったすべての方々の尽力あっての東京公演だった。

個人的には初めての人事異動があり、70分車通勤生活が始まり。道中アルバムを聴きながら勇気を貰いました。今はJアル、この先も一緒に歩ませて貰おう…と思います。

 

そして今日、2017年も最後の日となりました。20周年という節目の年にこれまでにない困難が2人を突然に襲って、きっとこれまで抱えなかった感情を沢山沢山抱いて。それでも2人が2人を諦めるなんてことが毛頭なくて、それが本当にすごいことで。今進められる歩みのペースで、けれど決してその歩を止めることはなく、今日を迎えました。

(2017年、また私事ですが、現場に行くようになりキンキファンの方々とはじめましてをさせて頂いた1年でもありました。好きなひとを通じて一緒に喜怒哀楽できる方々がいらっしゃることの嬉しさ、幸せを強く強く感じておりました。用足りない部分ばかりですが、もし宜しければ、来年も仲良くさせていただけたらほんとうにうれしく思います。本当にありがとうございました。)

この1年を2人と一緒に締めくくることができ、そして新しい1年を2人と一緒に迎らえることに心の底から感謝して。今日の夜を、そして明ける朝を。迎えたいなと思います。2018年、どんなことが待っているのか。1/24には両A面シングルのリリース、光一さんはSHOCK、剛さんも音楽活動をされたいと仰っていました。お2人がその手で手繰り寄せる未来を、未来を捉えて手にする今を、感じながら浴びながら頂きながら、2018年もいちKinKi Kidsファンとして生きられたらと思います。どうかどうか、完全なことはなくても、それでも素敵だなと思える、感じる時間が重なる1年となりますように。

 

 

2人が2人であるということ

KinKi Kids CONCERT 20.2.21 -Everything happens for a reason-

2017.12.16&17 東京ドーム 伺って参りました。

 

6月に剛さんが突発性難聴を発症されて、7月のpartyは映像中継で出演されて。10月にテレビ朝日ドリームフェスティバルで151日振りに2人並んでステージに立たれて。その際はMC含めて約60分、8曲。アンプラグド的アレンジでの披露でした。

 

あれからもう少し月日が経って、とうとうKinKi Kidsの冬を迎えました。partyでも光一さんからKinKiでまた冬にお目にかかれたら、という趣旨の発言があられて。この日を迎えました。

結論から言えばたくさんの無理と工夫と修正を積み重ねて、それでも20回目の東京ドーム、そのステージに2人で立ちたいと決めた剛さん、それを微に入り細に入り支えた光一さん。この世界を現実にしたスタッフの皆様を含め、この時間を心から信じ願ったすべてのひとたちが困難の中で成し遂げた2日間だったと思います。

 

今回はオーケストラでの公演ということで、うちわとペンライトを控える旨アナウンスがありました。会場では2日間とも、見た限りどちらもみえることはありませんでした。私たちとお2人はこんな風に信頼関係を築いて歩んできたのかもしれないなと思ったりしていました。

16日、開演前は嬉しい気持ちと剛さんを案じる気持ち、複雑な気持ちをもっていました。partyの前夜はもっともっと胸騒ぎが支配していて、それを2人からのメッセージが解きほぐしてくださったことを覚えています。この日も剛さんは精一杯歌う旨、光一さんは持ち込みに関する発案は自分であるという言葉を更新してくださいました。祈るような気持ちで開演を迎えていました。

ステージはメインステージのみ、奥上段に約100名のオーケストラの方々。健さん、堂島くんも。ステージを包むような白いカーテンが折りたたまれていて、シングル曲タイトルがステージ表面を覆っていました。20年の軌跡だなと思いました。

 

*OVERTUNE

オーケストラの演奏でシングル数曲をメドレーで。演奏されている曲の曲名が他の曲と異なる色に光ります。こんな厚みのある荘厳さもKinKi Kidsの曲は取り込まれず魅力にできるのだなと、ふわぁ、と息が漏れそうになりました。正直初日は音が大きいのでは…剛さんの耳にこれはオーケストラといっても負担なのでは、と思っていました。これも2日目にはお2人のボーカル音とオーケストラのバランス、音の丸みが調節されていて、SONGSで終演直後に見せた改善点を挙げるお2人の光景を思い起こしました。光一さん自身も17日MCで細かい修正に応えてくれて…とおっしゃっていて、これがKinKi KIdsだなぁと改めて感じました。

 

*Anniversary

美しい音色の中、お2人が登場します。白と黒と少しの緑が入ったような、花が咲くような幾何学模様のような衣装。光一さんはスーツに下半身は+後ろに半スカート、剛さんは全身ゆったりと包まれていました。 剛さん、1日目は髪もふんわりさせたりあまりせずまとめ+垂らす、2日目はふわっとボリュームをつけていて、特に2日目のお姿が聖母みたいでした。ヘッドホンは黒。剛さん、初日は毎曲といっても過言で無いほど細かく音の調整を指示していました。2日目はかなり回数減っていたと思います。

この曲は光一さんが独りのステージでKinKi Kidsを守っていた曲の中の1曲で。そういう曲がみんなこのステージでは歌われていて、ああ2人並んで歌える、隣にいるべき人を感じながら歌える、KinKi Kidsにとってもそういう時間が戻ってきたのだと。胸を詰まらせながら拝聴していました。

 

スワンソング

この曲もオーケストラが美しい…。

*青の時代

音が薄くなってボーカルが際立つ瞬間がある曲で。剛さんの歌声は耳の不調を思わせないような、伸びのあるボーカルでした。この曲以外でも、全編を通じて、2日目に比べると初日のほうが2人の声が揃って聴こえたような気がします。個人的には、初日は剛さんが曲のピッチやテンポを正確に追うことで音楽を成立させていて、2日目のほうが自分らしく歌う、そのことでピッチやテンポに異なりが出ていたのかなと思っています。剛さんの歌唱は教科書通りでなくその日その日の感情で変化する歌声だから。2日目のほうが、少しだけ自由に、歌えたのかもしれないなと思っています。

 

*MC

16日

剛さんがやっぱり硬い中、光一さんがいつも以上にちょけて、意図的に楽しくして、剛さんや観客までもを解そうとされていたなと思います。 

・光一さんの「おかえりなさい!」に剛さん「ただいま」。力強い光一さんにフラットな声音で応える剛さん。素敵だなぁ。

・剛さんがpartyで突発ラブの歌詞を急きょつけてと言われ…というくだりで突如剛さんの前に物体飛来。「えっ誰?!」びっくりな剛さん。

・しゅっとしようとしたら鼻水が出ちゃった光一さん(笑)

・♪たとえ~この世が~ が ♪たとえ~どんなに離れてい~て~も~ になっちゃうwめっちゃこぶし入れて歌ってるけど無用にうまいのですけどww

 

17日

MC冒頭に話す光一さんに聴こえない振りで剛さんみずからずいずい寄って行っていて、あー今日は昨日に比べると剛さんも多少ほぐれているのかなってそれだけでとてつもなく幸せな気持ちになりました。

・Topaz Love、なんでこんな難しい曲にしたん~という剛さんと、疾走感を出したかった、キラキラとその中に少し切なさと、という光一さん。2人だったら歌えると思われたということですかね\♡/

・光一さんが真下を見詰めて入場する姿を再現する剛さん。もうめっちゃ下向いてるwww

 

*Topaz Love

「自分たちで作った曲を」と光一さんが話され、2曲続けて。

一部まだメディアに出ていない部分の歌詩も歌唱がありました。「誰か愛するネオンは綺麗」とかだったかな…と思います。ペンライトを持ってアイドルを愛するファンのことなのかなぁ、と勝手に思い浮かべたりしました。最後のパートは生でもやっぱり圧巻で、こんなメロディを生み出せる堂本光一と、すでに出来上がっているメロディを生かし切ったこんな歌詩を宛てられる堂本剛、この2人が2人きりでアイドルグループをしているという奇跡がしあわせで。月間ソングスで光一さんが自分も剛さんも褒めてましたがほんとにそうだよなぁと…。

 *愛のかたまり

何度聴いても美しくて儚くて。この場所でこの曲を歌うお2人を。来年も、再来年も、できうる限り見詰めていたいです。話がそれますが、今回のライブグッズの中に会報フォルダだったり5年日記だったり、なんだか将来を形にするようなものがあって。このファイルがいっぱいになるくらいこれからも2人であってほしいし、25周年を迎えるまでこの5年間を書き留めていきたい。今を生きる光一さんがこういうグッズを出すことにokを出した流れがもしもあったりしたら、なんだか剛さんに暗に将来を誓っているようで。憶測でしかありませんが、そうならいいのにな、と思います。

 

*Time

オーケストラ映えすることに驚いた1曲です。歌詩がね、今の2人を思い浮かべて聴くとすごく胸に刺さります。セトリ入りした理由がそこにあるのか、そのメッセージを踏まえてお2人が選んだのか、分かることはありませんが。 

 *Harmony of December

この曲もオーケストラで聴くと美しくて…。通常の箇所では音の厚みがもたらされる分、最後のパートとか、音が減った時のボーカルの際立ちがいつも以上に美しくて。 

 

*MC

16日

・「お前ら緊張してんじゃねえよ~!」みたいな台詞…ちょけた口調で観客の緊張が伝わっていること・それを解してあげたいこと…光一さんのやさしさが全身全霊で伝わる一言にやられる…(*'△'*)惚

・かっこつけて歌わへんし…でKAT-TUNの真似して歌う剛さん&光一さん笑 いやかっこいい←

・剛さんの服の構造がわからず(片側だけ袖が通っているジャケット)、背中の垂れた部分を持ち上げ「ボタン外れとるで?」を繰り返す光一さん(持ち上げてはぺろん、と落ちを繰り返す。かわいい)

 

17日

もう大概 #またごむ しかない。(喜笑)

・光一さん「昨日の裏話、シャツが上がらないようにつけてるまたごむ、それは私のおいなりさんだ!ってやつ。してるの忘れて、衣装さんが脱がせようとして引っ張ってくれたんだけど、またごむがぎゅーん!て!」www 光一さんのソロダンス(SHOCK!の時かな、片腕ぐってあげるやつのポーズでぎゅーん!ってするやつwww爆笑www もう君後のMCでも光一さん「またごむの話なら2時間くらい話せる」剛さん「SMGOに書けば?」光一さん「じゃあ明日またごむってだけ書いて更新するわ」これほんとに更新したんだよな~!!夕方になってからで、日中ファン界隈きっと忘れてるよね…とか言ってたのにな!笑 できないことをできますとは言わない堂本光一の有言実行

・今度は剛さんの衣装のお話に。光一さん「衣装これどうなってんの?」剛さん「オーバーオール」光一さん「???」剛さん「…つなぎ」光一さん「3文字やん!少ないやん!」まあ確かにwww こうなってんねんと上のジャケットを脱いでオーバーオールのみになって見せる剛さん、光一さんが「ここもレースになってんの!見えへんのに?」と言ってオーバーオールの下に着た黒地のレースを、上のボタン外したところから指で服つまんで覗く光一さん…← その後もぞもぞとジャケットを羽織ろうとするもうまくできず「だれかきせてぇ~!」と平仮名喋り120%でヘルプを求める剛さん…可愛すぎてぐうの音も出ません…(*∩v∩) 「ちょっとだれか~!だれかきせてぇ~!」と引き続き可愛さ全開でステージ中央の簾?ぽいのめくってひょこっと裏にはけていく剛さん(はけるん?!と笑う光一さん)、しばらく出てこないが光一さんがぺろっと簾をめくると結果ひとりでもぞもぞ着込んでいる剛さんが…「だれもおらへんかった」としょぼんな剛さん(ぐうかわ)、「KinKiのMC長いからスタッフさんもみんなはけちゃうんやろねw」という光一さんw

・ツアタイの意味。光一さん「20.2.21の意味は、20周年と21周年の間に2がいるというか。君たちが好きなやつや!」ご名答wそしてネットは見ない(自称)光一さんその情報はどこから仕入れてくるの?スタッフさんですか剛さんですか…?w サブタイトルも俺がつけたというコメントもあり。普段はアルバム名にしてもツアタイにしてもシンプルイズベストで来るくせに、こういう時だけこんなにも謎解きしたくなる記号と直接的な英文を据えてくるなんてさ…なんてひとなのでしょうか堂本光一という御仁…好きです…

  

*もう君以外愛せない

1番は観客の歌唱です。なんというか、party然りこの日然り、光一さんの中でのこの曲の順位がめっちゃ高い。愛への純度が高いというか…。Twitterの楽曲大賞でも新たに高い順位に上がっていたなぁと思い返します。たぶん光一さん、こういうストレートな純愛ソング好きなんだよね。もしかしたら剛さんが自分では作らないような直球の愛情表現を歌うことも光一さん好きなのかもしれない。 恋愛の曲いいよ~!って言ってたことあったなぁと。

・終わった後剛さんも光一さんもすごかった、幸せだったって言ってくださってこちらが幸せでした…柔らかいお気持ちになってくださっていたらこんなにもうれしいことはないのです…(*´ω`) 剛さん「昔のことを思い出した、小学生の時とか」光一さん「KinKiのことじゃないんかい!」w

 

・光一さんお着換え中の剛さんMC。「無理はしてる、けど無理してでも立ちたい意味のある場所」と仰られていました。きっと20回目のKinKi Kidsの東京ドームをご自身の耳のことで頓挫したくないというつよいお気持ちがあられて。それを受け止め具現化される光一さん。そしてスタッフさん皆様、すべてのこのステージに関わる御仁の想いが形になったかけがえのない時間だったと心から思います。

・光一さん「大きな音がでるから剛くん避難!」剛さん「はーい!」とそそくさはけていくやり取りが可愛かった…

*暁

今年もソロパートやります、と光一さんが言ったときに、正直初日は息を飲みました。えっ剛さん何を歌うの、って。 一人で歌う剛さんの画が全く想像できなくてフリーズしている間に光一さんのパフォーマンスが始まった印象でした。始まるとあっという間に光一さんに引き込まれるのですが。筆舌に尽くしがたく、麗しい堂本光一

*SHOCK!

Spiralの円盤でこの曲めっちゃしんどい!ってしんどさのもう一段回上のパフォーマンスをしていた曲をここにあててくる光一さん。光一ファンの期待を含め、フルパワーで踊るパートを作りたかったのだろうなぁと思いながら。それとソロがあることで、剛さんが公演中に休む時間を作ることができると考えたのかもしれないなと。堂本光一の優しさ思いやりと合理的な判断が合わさったステージでした。あれこれ邪推しましたが踊る光一さんはただただ純粋にどちゃくそかっこいい。客席全員スタンディングだったらこれ拳振り上げるんだろな~みんなで…いつかの未来そんな日があってもいいなと思います。そうでなくて着席していても、光一さんの指先足先まで神経の通ったダンスを凝視できるのもそれはそれでしあわせ。

*愛の十字架~promise 2 U~

 16日に歌前に「健さんからこれ歌おうって言われて」と紹介してましたが、まるで堂本光一堂本剛に対する愛の歌に聴こえてみたりした私がいました…←

 

*インスト(PINK/宇宙の雨はね 2人で)

はじめオレンジの照明の下、銀色の椅子とPCが上がった机を見てドリフェス森山直太朗くんの登場を一瞬思い出した。寸劇?と一瞬錯覚しましたがそういうことではなかった。ストリート系のラフな恰好で登場する剛さん。PCからヘッドホンで音楽を聴きながら、始めは椅子に腰かけながら身体を揺らし、立ち上がり、音に乗せて体を動かし、途中降りてきた光の枠に触れ踊り、くるくるとクレーンカメラに上目遣いを向け、時折強い照明にシルエットだけを浮かび上がらせながら踊る、というのが初日の印象でした。一部ものすごく体の中で聞き覚えのあるメロディラインがあって、聴いている瞬間は曲名を思い当てられなくて、けど胸が詰まってさああって目頭が熱く熱くなって、全身がぶるぶる震えた。後から振り返るとそれはPINKの曲の一部が流れた時で、今この環境で「愛をしてる 愛をしたい」と繰り返すこの曲が織り込まれたことに上手く感情を紡げなかった。剛さんの心模様。

2日目は少しだけ落ち着いて舞い踊る剛さんを拝見してあることを浮かべていました(以下とてつもなく個人的な解釈、想像です)。あの降りてきた枠は突発性難聴の暗喩ではないのかなと。音楽を聴いて揺れていると、不意に目の前に天から枠が降りてくる。様子を窺うように触れたり、枠の中へ身体を入れて身を乗り出したりする。けれどその枠を超えることはできなくて。そうしている間に枠はまた天へ昇って行って、剛さんは自由に踊ることを取り戻す。そんな今目の前にある出来事。

それと後半で上カメラと気まぐれ(かのよう)に上目遣いで視線を合わせながら、ステージ左手側でくるくると踊る剛さん、色香が途轍もなかった…初日は本当に訴えかけるものがあって視線に熱があってどこか必死さも感じて。2日目は少しだけ余裕があられてこういう堂本剛好きやろ?たまんないやつやろ?と心の奥で思われているような、不埒で蕩けて少しだけ乾いている癖に途方もなく艶めいた、そんな視線でした。

剛さんは歌うこと、踊ること、演奏すること…一度に2つ以上のことができないと仰っていました。このパートでは歌うことを一度手放しているからこそ、揺れ踊る剛さんを拝見することができました。剛さんのダンス途轍もなく、途方もなく好きです。出来事が起きてしまってから初めて、踊る剛さんを拝見できたことが本当に本当に嬉しかった。

これだけの日を跨いで来たのだから

イントロ、 1音目、真っ暗な中で確かアカペラで。「悲惨な出来事なんて あるのが当たり前じゃない」このフレーズが、まごうことなき、他でもない剛さんの声が、歌声が。空間に響いて、鼓膜に伝わって脳内へ届いた瞬間に嗚咽が出そうになってすんでのところで口を押えました。両目の端からぼろぼろと最早勝手に涙が零れて。視界が霞むからとpartyの時も、今日のOPも堪えた涙が止められなかった。

去年光一さんとの静かな攻防戦の結果(@日経エンタ)ソロコーナーができて、その際はアリーナツアーでは「街」を歌ったものの、今の堂本剛の本流である音楽には触れなかった。ドームではその曲すらセトリから抜けていて。そこには一線があった。

それが今年、東京ドームという場所で、KinKi Kidsファンの前で堂本剛の半ば中核となるような楽曲を全身全霊で歌う剛さんがそこに居た。この置かれた環境で、どんな気持ちでこの曲を選び、消耗する耳や頭や神経を抱えながらどんな気持ちでこの曲を歌い込めたのか。想像では測りきれなくて。初日は特に、2人の曲以上に歌う回数が多いこの曲だからか、感情を、魂を込めて。旋律を意識しなくてもどう歌えばいいか全身が覚えているから。発症後剛さんは否応なしに頭で歌う、まずは音楽を成立させるためにきちんと歌っているのだろうなと思う瞬間が多かったけれど、この曲は本当に心から、魂から歌う堂本剛のお姿が久しぶりに目に焼き付いた。NaNaの振りもコーラスさんがされていて、歌詩のアレンジも、フェイクも、耳のことが起こる前の剛さんを素直に思い出すような、それでいてこの悲惨な出来事を一歩一歩歩み乗り越えようとする新たな剛さんを目の当たりにするような、相違するけれど、その両方を感じた。

神様どうかこんなにも音を愛する堂本剛という御仁に音を返して差し上げてください。たくさんのことを諦めて、その諦めすら切り捨てず自らに内包して歩んできた剛さんへ音楽だけは、それだけはどうか綺麗にお返しください。祈ることが何になるのかわからないけれど、特に初日の魂を振り絞るような歌唱を見て。公演後、そう思わずにはいられませんでした。

 

*硝子の少年

昨年のコンサート、 2人のソロパート明けは薔薇と太陽。これからのKinKi Kidsを象徴するような楽曲が据えられていました。今年はほかでもない硝子の少年、2人の始まりの曲が据えられていました。1人と1人が2人になって、唯一無二のデュオに成る。

お二人が衣装転換している最中オーケストラだけで硝子の少年が演奏されているのですが美しかったな~サビが ♪がっらっすのっしょーおっねっんっじーだいをっ 的なスタッカート(というのだろうか)なリズムが豪華でさ…ほんとにこのコンサート、ライブ音源販売した方がいいと思うんですよ…お2人の声が入っていないパートも。凄く贅沢でした。

 

ボクの背中には羽根がある

16日はこの辺りから剛さんが相当辛そうでした。額に汗が滲んで、眉間の皺が解けなくて、ヘッドホンを相当回数触り、軽く浮かせて全体の聴こえとヘッドホンからの聴こえを繰り返し繰り返し確認して。あと何曲、何曲と必死で数えながら、歌声を紡ぎだしていたのかなと思い出します。その状況でもステージを降りない剛さんのお姿を祈るような気持ちで見詰めていました。

17日は少し辛そうなシーンもありましたが、16日に比べると多少歌いやすさはあられたのかなと思います。

 

*愛されるより 愛したい

昨年もあった前後シフト (陽炎など)で、光一さんが上段でゆったりと踊ります。いつもの振り付けではなかったかなと思っていて、いつもの踊りは2人の時に踊るもの、なんて考えられて新しいダンスをしていたのかなと思いました。

この辺りからアップテンポな楽曲に入ってきて、やはりバラードと比べると歌いづらさが相当にあられたのかなと思います。自身と対話しながら、音の正確さを探し求めながら1音1音当てていくような。

 

*DESTINY~Secret Code~DESTINY

1番と大サビ、その間にSCという構成でした。光一さんは引き続き上段に居て、特に17日楽しそうにしていらっしゃったなぁと思い返します。健さん堂島くんとにこにこぴょんぴょんしていたり、コーラス隊の皆様と笑顔で歌っていたり。剛さんは音を拾い拾い紡いでいます。剛さんが発症されてから、光一さんはわざとらしいくらい楽しそうにふるまっている瞬間があられるな、と思います。きっとこれも光一さんの気配りだなぁ、この方の無言実行する力ほんとうに凄いな…といつも思います。いつかの未来、どうか剛さんが光一さんのように音を楽しみながらコンサートができる日へ辿り着けますように。

 

*Family ~ひとつになること

 光一さんの挨拶があって、最後の曲。剛さんは挨拶をしませんでした。それをどんなことを話して事前に決めたのか。図ることはできませんが、きっと光一さんのやさしさや配慮やそういうもの…剛さんが謝る言葉を発させたくなかったのかなと想像しています。partyの時も、剛さんがごめんなさいという言葉を言いそうになると遮って。それが光一さんの剛さんに対する思いなのだと感じます。謝罪をしてほしいわけでもさせたいわけでもなくて。むしろ通過点として乗り越えたい、そういう気持ちが透けるような。

 

全部だきしめて

 アンコール1曲目。おふたりともに白い衣装で登場です。シンプルに皆さんの手拍子から入ろう、という掛け声で観客席の手拍子から光一さんのギター1本で曲が始まります。17日は光一さん自身でクラップ→観客が合わせてクラップ→あかんはやい!と文句を言う光一さん→なんやねんやチンピラか!と突っ込む剛さん なんてほっこりするやり取りもありました。

 

*Next to you

 光一さんが今のKinKi Kidsを重ねたりすると言う曲。ご本人からキンキの曲を自分たちに重ねるという言葉を聴く日が来るとは思わなかったなぁ…。胸に染み渡るのです。

 

薄荷キャンディー

最近光一さんを筆頭にお気に入りな気がする曲。「薄荷の匂いの運命のひとさ 僕の目は君しか映らない」KinKi Kidsにとって、互いがそういう関係であれば。

KinKi Kidsの歌はぼくときみが現れると2人のことを重ねてしまうのがデュオの特権だと思いますが、この公演はほんとうにそれを強く感じました。普段は受け手がそう勝手に思っているだけですが、Next to youで光一さんがそんな風に語るので、ほかの曲も言葉では表さない愛情を自らの歌で相手に伝えているように。感じてしまうのです。

 

 

KinKi Kidsは今年も東京ドームで20回目の冬を迎えることができました。一文書くことは容易ですが、それを実現するためには剛さん光一さん、バンドメンバー・オーケストラの皆さん、関わられたスタッフの皆さん…ほんとうにほんとうに沢山の方の血のにじむような努力があってこその2日間だったのだと。心底思います。剛さんがどうしても叶えたかった20回目の公演、きっとほんとうにほんとうに辛い時間もあったと思いますが、この2日間が現実に叶ったことを心から嬉しく、有難く、奇跡のような現実であると。そう思います。

年末の音楽特番を経て、次は大阪公演。9年振りのカウントダウンもあります。どうかお2人がお2人らしくそこに立つことができますように。心から心から祈って、その日を迎えたいなと思います。

 

つよしくんのたのしいじかん!

小喜利の私、11/1夜公演。初参加させて頂きました…!!

 

感想は色々あるのですが取り急ぎBPPタイムまでのレポあげます!

ニュアンス&記憶違いあるかもしれませんご容赦くださいm(_ _)m 

(「」は剛さん、『』は本日の天の声・橋本さんです!)

>11/5 加筆しました!

 

*登場
着ぐるみ3体(浅草のゆるキャラオレンテくん/カッパ/三毛猫)に挟まれながら1列で歩いて登場。間にぴたぴたと埋もれてる感&なんやねんなこれ感で怪訝な顔がそーきゅーと。ステージ中央で小競り合いを始めるカッパと三毛猫、止めて止めてと剛さんに言われるオレンテくん。しかしどこでけんかしてるか見えずきょろきょろ(笑)「お前なにやってんねんw」剛さん突っ込み(笑) しつつあっちあっち、とフォローしてあげる剛さん優しい。中身は(小喜利側の)スタッフですからね(剛さん談)w

 

*休憩中
幕間2時間は「ロシア人の喧嘩を見てた」(えっw) プーチンが裸で虎抱いてる画とか…それからプーチンが2人居る説、耳が違うという話になり「リアルプーチンはいない、ボクもいないんですよ」(えっww)「耳がちーちゃいんですよ、なので″このドラマから耳が違う…″があるかもしれない」(とてつもふんわり話題!w)

 

*スタッフさんの筋肉事情
「スタッフがえげつない筋トレしてる。本来大喜利は複数でやるもの、僕は1人でやってて孤独の孤で孤喜利とも言える。イベントでずっとやるのはどうかしてる、やると決めたのは筋肉バカ(笑)(←※スタッフのこと) いつでも谷間貸しますよ言われる」周囲のことでも流行には乗らないタイプの堂本剛。最後のどゆこと…!笑

 

*続・筋肉
「筋肉バカなんで…光一くんのことお願いしますね」「スタッフみんなほえーほえー言いながらやってる。僕は筋トレだいきらいです。(鳩尾上辺りの筋肉を指し)ここはベンチプレス上45度で上げないとつかない。ここ付けて硝子の少年てなに、すてーいうぃーずみーて何って話ですよ。つけたらゲイですよ(笑)」
「天の声も昼緊張してたから筋トレさせた。おんなじ人なんですが慣れが良いか悪いかどう出るか…」
激しい筋トレdis…w つよさま退院後身体の為に筋トレ(cf.ぶんぶ乃木坂回)→痩せる→光一さん含め周りがめっちゃやってる→嫌になる…のくだり??今の体型はどうキープしてるのか

 

*天の声登場
『15分筋肉の話してますよ!』から天の声橋本くん登場。時々興奮のあまり息だけマイクに乗る橋本くん。「なんなん(笑) しゃーしゃーゆうとるやん(笑)」くふくふ笑うつよさん可愛い。
橋本くんが実家の台所で犬を抱く(首にゅーん伸びて拒否られてる感max)写真が写り、背後に置かれてる調味料や鍋が気になる剛さんw
『僕と犬とつよしさん』部屋とワイシャツと私的に言う感じ、が会場でも笑いにw

 

*美しさとは
『ひたいが美しいですねー』「美しいってのはしゅっしゅっしゅつ(輪郭と鼻筋を直線的になぞる)って言うのをいうんです」『ちょいひげもいい』「男前てのは岡田とかを言う」からの男前と美人は話がしょーもない!という剛さんの自論へ。「沢村(一樹)さんは別格。美人が笑いのスキルあげたらいいのに。(ソフトクリームを見て)″白いうんこ″とか言うたらいい。そしたら″可愛いのに面白いこと言うのスーキー!”てなる」『w 可愛い人はおいしいてへぺろとか…言うのじゃなくw』「″バリウムの後のうんこ白いなぁ″とか言うのスーキー!てなる」
>このスーキー!の言い方が唇尖らせてsu-ki-!みたいな若干流暢さが加わってて愉快やな可愛いなと思いました。にしても剛さんのスーキー、美人なのにおもろいとかすこぶるレベル高い…)^o^(
『25分筋肉とうんこの花しかしてないですよ!』「筋トレしたせいや!笑」からようやくお題へw

 

①イラッとするヒーロー
固有名詞出さずコナンくんを連想させる服装の記載w そこから敵との戦い再現、橋本くんが実況する中、シャドーボクシング的にしゅっしゅってパンチしつつ、時々ジャケット脱いだり眼鏡外して相手に掛けたり(ここで満点にw回答に重ねていくタイプww)

 

②写真で一言(寝転がりだらけるカンガルー)
「なー鬼ヶ島連れてってーな〜なんでよ〜鬼みたい〜」桃太郎に置いていかれた関西弁アクセントなカンガルー、で駄々こねつよたむ(可愛い∞)。満点。
(鬼って)『紫が強かったりするんですよね』「美川さんかな?淡谷のりこさんかな?」世代w
この辺りから『絶好調ですね!』と言われると「中畑清です!」と返すくだり始まるw

 

ゴジラのテーマに歌詞付け
テーマ曲かけまくる橋本くん『2秒空きましたね、忘れましたね掛けますね』とこれでもかと音楽を掛けるw「2秒空いて忘れたら俺この業界辞めた方がええわw」と天丼に笑う剛さんw
この時「も〜〜w」て手を額に当ててもんくぷーぷーの剛さんの仕草と表情がぐうかわだった(*∩︎ω∩︎)
回答は「この曲一生分聞いた〜」的なので満点。「ゴジラってトカゲなんですよ。放射能で突然変異した。もうちょっとトカゲらしさ残しても良かったのに」観客:(へ〜)「僕もトカゲなんですよ」観客:(え…?ざわざわ) 唐突に不思議ちゃん発言…適当?お疲れ?笑

 

④2秒でボツになるスカイツリーのデザイン
きゅっきゅっと初めに描いたものの、すっ…とフリップを机の下右手に置く剛さんw『見せてくれないんですか?!みせてよー』「インク出るかなーて試してただけ」『うそーん』(終焉前に見せてくれたのが橋本くん(と思われる男性)の腰から上までムキムキな絵でしたw 剛さん的にボツだったのかもだけど、これがタワーになってるって…w)
回答は白うんこツリーと黒うんこツリーのツインタワーw コーン部分にスマイリー的顔が書かれてるw 8点?

 

⑤お嬢様学校の運動会競技
シンキングタイム中『剛さんは覚えてる競技ありますか?』に対し「運動場の砂食べたり」← 『えっwそれはどうなったら勝ちなんですか?』「はよ食べきったら」『後は?』「公民館で指相撲して、戦争の話聞いて、いまいさんちでコーヒー頂くw」『w学校は何人くらい?』「300人w」アバウトな返答〜〜!笑 (ここでもフリップ書くも見せない。終演前にほっそいいまいさんのうちを見せてくれました)
回答難産だった?だいぶ時間を掛けて、回答は
「顔パック100メートルリレー」
走りながらこう…(次の人の顔に付けてたパックを乗せるジェスチャー)を再現する剛さんw 次の走者が後ろに顔向けて首伸ばしてる絵がシュールw
「あとは角質100メートルリレー。お手伝いさんのパン食い競争、商品はロールスロイス
「あとヘリコプターリレー」『リレーの仕方は?』「ヘリが上下にホバリングして、上が梯子下ろして、その一番下の段がバトンになってる」ぶろろろろ…と言いながらペン使いつつ図解する剛さん。発想力w
『優勝商品は?』「ファミチキファミチキ…!!www
「セレブやからファミチキだけください、はできない。コンビニ買ってから」『まじですか、フランチャイズ増えますねぇw ファミチキなかった時は?』「ビックリマンチョコ」www
マスターピー(シール種類)を父が貼ってる夢をみた。そうですw

 

*BPP
1時間経過。ここで客席の1&2列目の斜め位置の方の服の話に。「2人の服似てんねん、ずっと気になってた。今目ー合ってるひと、ボーダー。線気味の人多いw」カメラさんを呼んで角度を合わせて映像を抜くw
「こういうしょーもない話しかしてない。これを一時間ひつこくやってくとホント面白くなっていく。まともなイベントじゃない」
「日々の生活の仕方。視点を変えると面白く生活できる。しょーもな、何気づいてんねんと思ったけどこらえきれんかった、いじってしもたw」トイレの優先に関しても「棒の人優先か決めてくださいw」
「膀胱が滞りなく解放的に…エナジー解放できるように祈りまして。3,2,1」で両耳に指を差し込み銀テぱーん!「ちゃんと配ってや〜」優しいな〜。

 

*休憩中の過ごし方

『休憩中何してました?』「ロシア人のけんかみてた」またもw『興奮します?』「とはまた違う…煮えたぎる、こみ上げてくる言うんかな…高揚感が…」『パンチしたいとか?』「パンチしたいかしたくないかで言えばパンチパーマしたいですね」『wwwなぜ第3のジャンルが(笑)』「どうもパンチ佐藤です」優しい橋本くんの返しとアバウトな剛さんの返し笑

「お手洗いうまくいきました?いっけね☆てなりませんでした?」つよさまwww

あとこの辺で何かの流れで橋本くんが剛さんの方に体を傾ける(落としたものを拾ったんだっけか…)シーンがあって、くっついた距離感に照れる橋本くんに「ゲイかwww」って突っ込む可愛いやりとりが(*´艸`*)

 

*観客の回答紹介
お題:ベンチに座り掌で顔を覆う男性の図
・俺の掌良い匂い
・両目からカレー:「やばやばおいしー!みたいな??」手を覆って表現する剛さんw
・顔わすれた:中国から来られた方の回答。回答の読み方のアクセントが関西弁(右肩上がり+息抜く感じ)でいい!「これやばない?(爆笑)」「この方日本来てー会場来て、これ書いたなー読まれたなー、でおやすみ(左に首こてん、って傾ける剛さん。可愛い)ってなるんやろ~」だいぶ気に入ってたな~!
・無水で顔洗った:「どうゆうことwww」
・八方手裏剣が貼ってあるw:『これ準備してきたんやろな~』
・見えない(回答欄左上にちーさく書いてある):「怖いわ~!!」
掘りごたつ的になったテーブルに並び、椅子を並べて2人で観客の回答束をかさ、かさとめくるお二人。剛さん側から2ショットが抜かれた際、明らかに遠近感がおかしいw『奥なのにでかい…圧倒的ブス!』圧倒的美!との対比www『パーツすらない』観客一同笑うのだけどご本人含めあったかい気持ちで笑っていた~(^^)

個人的には3日前に光一さんと剛さんの同じ画角を見ていたからなんというか、あれがもうとてつも異次元なんだなって再認識した…トップアイドルの美しさたるや…と思い返していたのでした(ほっこり)
・袖なくした
「今日6時間大喜利してる。あほやね」『あと2時間で公務員帰りますよ』「その言い回しw月曜日捨ててこいw」(こんな感じで橋本くんの上手い比喩に対して「なんなんw分別して燃えるごみに出してこいw」「月曜木曜捨ててこいw」とか何回か天丼ありw)
・豚のかわ:「怖いw!名詞で書かれると怖いわぁ」
・私の…:「これもなんやろね。こういうのだと回答重ねていくと面白いよね」「顔忘れた!」『本当の愛を知った!』「無水で顔あらったったー!」怒涛の回答乗せ方wたのしいww

 

*公演後の過ごし方
「5、6人でやるとこういう回答の面白さもあるよね。いずれかは芸人さんと大喜利やりたい」『今も70公演ですよ、すごいです』
「大阪でも。(夕食)どうしますか、って聞かれるけど「大丈夫です」って。ホテル帰ってサラダ。疲れてるから。騒ぐのとか無理で、お酒飲まへんから。また同じ話やん~→ごめんもう一杯だけ→いつ終わるん~ってなる。川原くんとだけご飯行った。どうするーって言われるから特に、って言ってじゃあ行こうかって」

 

⑥ニュース速報にしなくていい速報
・橋本くんの下の名前が直(なお)という読み方だったという話から「なおて!ただしでええやんw「なおがただす」って番組やったらいい。ネットでやればええやん。今なら“正して頂きたいと思います”って突っ込みやけど将来は“ちょーほんまTV局さんよろしく、たのむわ!”みたいなw」ってw大御所がちゃって手をあげて頼むわ~みたいなジェスチャーをする剛さんw何回かやっててちょっとしっくりきたんだろうなぁ(笑)
・回答は「ここで速報です。堂本光一さんがプロテインを変えました」www
コメンテーターのモノマネが続き「ついに変えましたね~。変えるということによって…培っていく質も変わりますよね~」『そうですよね~』「ファンとしては……心配ですよね~~」散々溜めて…心配ですよね~という回答www
・ニュースの流れで普段の疑問を思い出した剛さん。「俺“残念ですねー。さっ次はお天気です”って流れが(好きでない)。トーンでしょ、ホントは順番ちゃんとせんと。パンダの赤ちゃんの話から天気とかね。あのこうしたりする(話題変える時に座り直す感じ実演)やん。ちょっとイヤ。ニュースキャスター120%こうする(座り直す)。その人に強く言えるだけの生活してますかって」橋本くんが実際のコメント真似て『彼が罪を犯したことは』「(言葉をさえぎり)それに辿りつくまでの話をしないじゃないですか。スタッフもお天気お天気って。時間がないからポンポンいくんでしょうね。世間がとんがっていることをを言うのを求めてしまっている所もあるよね。プロテイン変えましたが流れるくらいの日本がいいですよね。“続いてはプロテインです”みたいなw “森谷さーん池谷さーん?はーいでちびっこに囲まれててw せーので懸垂するよー!いーち!にー!さっお天気です”」『お天気なんやねw』
・小喜利について「お仕事なんですけど、飲みでやってるノリを提供できる。普段こんな感じで喋ってんねんなーって」「やみつききゅうりが仕事中ぽや~って浮かぶかも(笑)コンサートのさAメロBメロ終わって大サビ前の感想でやみつききゅうり…」『コンサートでw』

 

⑦売れるタンバリンのCM
・タンバリンを受け取り席から立ち、暫くシンキングタイムでうろうろ歩きまわる剛さん。うーんうーん…言いながらうろうろ(可愛い)。「ぶっ飛んでてヤバイ。ネットで番組見過ぎて…いけるかな~う~ん(頭に浮かんでいることがやってokなのか考えているご様子。可愛い)「よし。いきます」と言ってやったのはまさかのアキラ120%芸www腰を少し落として左右持ち返えながらしゃん!しゃん!って軽快にw「タンバリンいいかもねぇ、向いてる」やり続ける中一回失敗して場所がずれて、きゃ~!って全会一致で声が出る観客w「結構むずかしいねん。やってみぃ?」橋本くんもやっておぉ~ってなる観客(笑)ここで小芝居が入って剛さんやくざ・橋本くん旅館長。「おいお前なんかおもろいことやれや~!」ピラつよ!わーい!笑 それでタンバリン芸をする橋本くん。「お~やるやないか~」
一連のやり取りを振り返り「出したら怒られますからね」『ケガないです?』「なんかケガした(笑)」うっすらやってしもうたで笑ってる剛さん。

 

⑧朱肉ラブストーリー
出た途端『朱肉が喋るんでしょうか…』とお題に困惑する橋本くん。剛さん一瞬考えて、「俺判子やるから。朱肉やって」男前に指示。『朱肉…?!』戸惑う橋本くんと靴を履いてステージ端へ移動する剛さん。どないしよ…感でテーブル前に移動する橋本くん。
「俺以外の判子に抱かれてるの知ってんのやぞ。俺スティック状やけど…」『あの…会社の真四角の方がちゃんとしてるのよ!』「ちゃんとしたやつだろ…」『毎回ちゃんと拭いてるのよ!(貴方みたいな判子)商店街にいくといっぱいいて…』「(朱肉だって)お前みたいなのいっぱいおるわ」『~~若い子の方が収まりがいいの!』「つか俺象牙やから!アフリカ出身やし!アフリカの象牙やし!」「国に帰ります!」爆笑www10点www(これ言葉だけ書き出すと前半結構あれだよね?←)

ちょっと延長戦。「最後に1回だけ押させてくれ!」『僕はおしましぇ~ん!』唐突のモノマネw「♪あ~かいキツネとみどりのタ~ヌ~キ」からの剛さんもモノマネw(才能の無駄遣い的めっちゃ良い声^q^)「僕はおしましぇ~ん!の後にCM入ったらやばいなーあ~かいキツネとみどりのタ~ヌ~キみたいなw今ならやみつきキュウリ当たる!みたいなw」

 

⑨マッチョ学園の校歌
・『校歌って覚えてます?』「全然出てけえへんなぁ~。歌いだし聴けば分かると思うんやけどなぁ~」
・長めのシンキングタイム中に脱線。「マッチョのチョ、ってどこからきてんのかなぁ」スタッフ調べで雄の意味と判明。「オスって言ってるのか~“マチョおら悟空!”」おっすねwww「“来週も見てくれよな!”しょーもないw」自分突っ込みw「思いついたこと言うてる」『3時間やってるのやばいですよ。ずっとこうなんですよね?』
・回答は「体に流る~プロテイン~」で満点☆
・続くドラゴンボール真似「ロートこどもソッフト、ドラゴンケースに入れてな!」『CMw』「もう覚えてるんですよw」

 

GyaOの髪色
GyaOのOAみたら髪ピンクだったんですよ」『え?』「撮ってる中ピンクだったんかな…入りも、お疲れ様って時もピンクじゃなかった…俺だけかなと思ってたら隣の人も」「本番くって力入って…ごめんピンクなってた」『逆にokでしょうw』とてつもなくすっとボケ全開の剛さん&若干戸惑いつつ優しく受け止めてコメントする橋本くん。優しいせかい(^^)
・「体は普通やったんですけどね~」『スタッフもプロだったんでしょう』「ピ、って言っちゃうもんね」『しむらピンク!みたいな』ここで除々に照明がピンク色にwww 観客ざわざわ笑いながら剛くんピンクー!と声掛けるw「ん?それいいですね~持ちネタにしようかな。スタッフ覚えといてね年末まで。隣のマッチョさんがなんなん?ってなるからw皆さん拡散しておいてもらって」『小喜利の夜の回剛くんピンクなってたね』ってw楽しいな~それ~!

 

⑩反復横とびに似合わない一言
・前に出て2段段差の1段だけ登ったところで始めようとする剛さん、わりかしスペースが細くて大丈夫です?と心配する橋本くん。大丈夫や、と一回してみせる剛さん。これが幅ちいさめでひょこひょこ反復横とびする姿にもう可愛いと言わざるを得ない…可愛い…
・回答は「ね~む~た~い~」可愛いなぁぁ…!
・橋本くんにも「行きますよ?いけるよね!」と有無を言わさず回答させるつよさま。橋本くんの回答は『愛の意味を教えて!』天丼w「もうなんでもいけるよね。あ~かいキツネとみどりのた~ぬ~き♪」www

 

⑪今日の小喜利を一言で
・カメラに背中向けた体制から振り返って決め顔で「プロテイン!」www
・「何でもいけるよね、顔忘れてきた~も強烈だもんなぁ」『プロテインの出席率凄かったですからね』

 

*2人のまとめ
・「良い意味で酷い公演だったね」『濃かったですよ、進行フリートークだったり、こぎらせてもらったり』質問11、回答12、満点10の発表あり。
・「普段芸人さんとTVで会っても企画があるとフリートークにはならないから。素の部分を見てもらえる。橋本くんも流石M1、あそこでてっぺんをとるプレッシャーとクオリティ。熱くなったよTVみて。優勝して欲しいと思ってたけど強く念じたらダメだから、フラットにみてて」『つよチルですからね』ニューワード(゜v゜)「僕はつよチルを作った記憶ないけどwファミリーはいるけど。見てて面白いのに1位とらないこともあるし」「ただしくんなりのお笑い人生送ったらいいと思いますよ」この言葉、話し方が、言葉から伝わる感情が心底優しくて。堂本剛という方は本当にそういう方なんだろうなってとてつもなく思った。橋本くんも笑いながら『エネルギー感じてますよ!』って。素敵な関係だなぁ、って感じました。

 

*エンディング
・「芸人さんとごにょごにょさせて貰ってます。周りに来てくれる人、助けてくれる人はみんな一言で言うと優しい。真面目な人多いから友達になれる。真面目な人がふざけるのが面白い。違う自分に見えるかもしれないけど、その人の中に有る部分が出てくる。川原くんもクソがつくくらい真面目だから。ただしくんもそう。真面目な人といると幸せ。不真面目は合わない。(真面目な人が)気を使って変なことしてるのがいい」
・「ジャニーズとして見たら頭おかしくなる。僕は同じことやってる。見た人が変えていく、その人のものさしで。自分がいいと思ったことをしてる、ばっと会った人の評価できない。いろんな僕をみんなみてる、理解してくれてる。つまるところ自分を生きることが大切」「病院でも自分の心の声が聞こえてくる。何をプラスにしたらおもろい?(耳の状態が)こうなってる感じで、良い感じにいけたら。気遣いすぎてステージ立っとんねんな自分て(感じたりした)」
ドリフェスについて「ステージ、思ってたよりいけた。片方のみで歌える限界もあった」
・「マッチョさんシュールなトークついてきてくれないんですよ。ゴリラに片足突っ込んでますからねw」
・「意味を深くしないと負け。年末もプロテインさんと話し合って。しょーもない脳みそで大変なことを乗り越えていきたい」

エンディング色々素敵なお話あったのに心底聴き惚れてて記憶に留まらなかった…一生の不覚…(;ω;)

最後は沢山お辞儀されて、いろんな方向に手を振って笑顔で。さよなら~ってはけていかれました。

 

 

 (*´ω`)<感想

いつも5万人を前に歌い踊り話す方が、1000人の前で楽しいお喋りをする空間。剛さんがそれをしたいと思うから始まった小喜利の私、本当に贅沢なことだと思いました。観客の服装に触れるなんてドームでは起こり難いことだなぁと思います。そしてこの空間を、小喜利の私をこれからもやりたい、と仰る剛さん。私達もスーパースターの笑顔を、いつもより日常に近い会話を。こんな近くで見られる幸せを沢山感じて、これからも一緒に笑わせて貰いたいなと思いました。

もちゃもちゃ書きましたが詰まるところ、おんなじ公演も、回答も。2度とないから何回だって行きたくなるんだろうな~小喜利の私!沼が深いよ小喜利の私(*´`*)♡!またの未来、大好きなひとの素敵な素敵な”しょーもない話”を聴くことができますように!

 

愛は此処にある、って2人が朗らかに笑う世界がすべてだ

KinKi Kids Party! 7/15 @横浜スタジアム

貴重なご縁を頂き、参加させて頂きました。
こんなにも明け透けな愛に満ち溢れた世界があるんだなって。笑ったり泣いたり、もうしあわせ以外のなにものでもなくて。こんな夜があるなら、KinKi KidsはいつまでもKinKi Kidsで在れるんじゃないか。そんなことを強く深く思いました。



剛さんが突発性難聴で入院する、って光一さんの口から発されて。心臓が止まる心地のしたあの夜。
退院されて、けどテレビ収録は引き続き光一さんお一人で、経過が良くないのかな、Partyはどうなるんだろうと思って。2日前に「剛さんは生中継で映像出演」と開示があり。
喜びも悲しみももう一緒くたで、そうしたら前日Show must go onとLove Fighterが届いて。光一さんのこんなひりひりした、結果でなく過程の心境を目にすることはないと思いながら、お2人にも想像がつかない明日を最高に幸せな時間にしよう!なんて心に誓って迎えたParty。
当日空は青く高く、夏の似合わないお2人を祝福するような天気だった。今夜大雨のあの日は再来しない。


会場に入ると、ゲートでロゴ入りタオルとお2人からのメッセージが入ったビニールバッグが配られ…贅沢過ぎるし売ってくれたらお金出して買うのに、売上貢献するのにという気持ちで一杯←
セットは赤青のスクエアモチーフで、スタンドの椅子の色も赤青(正しくは橙青)で嬉しくなってみたりして。今日はBGMにKinKi Kidsの曲が掛かっている。

冒頭光一さんの天の声が響いて、なんとなく臨んでる感、挑んでる感…緊張感とは微妙に違う声音の挨拶から、剛さん呼び込み。「つよしくん〜〜!」て会場一体で呼ぶ感じ(*´∀`)
反応して、スクリーンに鼻メガネ&でっかくなっちゃったな左耳付けたアップの剛さんの顔が映った瞬間。素直に破顔したし、同時にほんと泣きそうになった…楽しい雰囲気を意識的に纏う剛さん、気を遣ってるってよくよく判る。
ゆるっとした白Tに黒い長めのカーデ。後から立ち上がったらモノトーンのハーフパンツでゆるっと感あるコーデでした。光一さんのツッコミ「情報量が多い!」笑

それから光一さんが「先ずは剛くんの口から話して貰わないと(先に進めないからね)」と説明を促して、剛さんの口からこれまでの経緯説明。話す最中時々ずれる鼻メガネを直す仕草も可愛い。スケッチブックに手書きの文字とイラストで。いつもの丸文字で、けれど書かれている事実は重たくて。けど「しかし仕事を略して『鹿仕事』」ってスーツ姿のキュートな鹿さんイラストとか、「しかし重度、略して『鹿重』」なんて四頭積み重なった鹿さんとか。病室のベッドに居る自分、ひっとり〜じゃない〜/ぼくはおもう〜を口ずさむ剛さん、クレイジーなおじいちゃん医者(光一さん「こんなお医者さん?」「いえ本当は女医さんです」なんて一幕も)に鼓膜に注射されようとしてたり、高酸素マシンの中で膝を抱える自分。剛さんこのイラストいつどんな気持ちで描いて、どんな心模様で私たちに伝えようとしていたのか、凄く笑わせて貰いながら聴いていたんだけど、なんだかそれを考えるだけでまた涙が出そうになって。いつもいつもこの方は自分の痛みより周囲の痛みを優先して、自分の辛さを隠すから。音楽者人生に関わるような今回のことだってそんな風に話すから、堪らない気持ちになって。治療法もドクターストップで入院して1週間は4.5時間点滴、良くならず鼓膜への注射4回、高酸素療法を実施。今は耳や首の針灸治療中で、2週間後の状態で固定されるため少しでも良くなるよう計っているとのことでした。
一通り説明が終わると「俺こんなに長く後ろに居る予定じゃなかった」と光一さん。剛さん「じゃ僕の口から登場しますか」とえへんおほん喉に詰まったもの出すように咳払い。どアップの口元、スクリーンが引っ込んで剛さんの口から光一さん登場(爆笑) スーツきめきめの光一さん、暑いわ!って…剛さん「打ち合わせで服装聴いてて『暑いやろ』と思っていた」趣旨の発言笑 でも止めたりはしない系笑
今日会場にいないのはドクターストップもあり、光一さん曰く「光ちゃんストップ」もあり。専用のイヤモニ作るとか防音室設けるとか色々検討した結果とのこと。「万全じゃない剛くんを横に置きたくない」ってなんですか堂本光一のイケメン具合…!! この時剛さんが後ろで「ドクター…堂本…Dストップ…」ってもにゃもにゃっと小ボケしてた(拾われなかった)のが可愛くて記憶に残っている(笑)

そこから「今日はなーんにも決まってないんです!笑」とぶっちゃける光一さん。皆と信頼関係がないとこんなことできないよ、と言いつつ。健さんが何でもできるように練習しといてくれてって…これもさ、さあって話が出たけど凄いことだよねぇ…!KinKiの曲何曲あると思って…FRIENDSとか(後ほど)ぱっと弾けるの凄いよねぇ…!愛がある。
それから先ずはこの曲にしようと。そして「歌番組では一人だったり他の人と歌ってたけど、今日は皆が剛くんパート歌うんだからね、俺ハモるからつられないでよ?!」と宣言。わあぁと思いながら曲へ。
あと野外だからみんなの顔見えちゃうんだよね…から「ハゲないで」「ハゲても好き」のうちわを発見(笑) 「プログレやってるから大丈夫だよ!!」と反論(笑)
あとあと暑いのくだりから画面越しにファイルで光一さんを扇ぐ剛さん&前に横浜スタジアムでやった時雨で中止になってのくだりからファイルで光一さんに傘をつくる剛さん。それだめやって突っ込む光一さんにえー?てとぼける剛さん。ぐうかわ…!

*Hey!みんな元気かい?

悲しみの〜歌入りが剛さんからで、光一さんがヘイ皆!と声をかけて客席大合唱。これがさぁしぬほど泣けるんだ…みんなひとつになって剛さんパート歌って、光一さん頷いてて、剛さん口パクで身体揺らしてたりして。泣いたら光一さんの姿も剛さんの姿も滲んでしまうから必死に堪え唇の震えも堪え歌いました。
ワンコーラス締めた後、光一さんが「へい剛元気かいって歌おうと思ったの忘れてた」「もっかいやろっか!」で2テイク目。つよし、の声は皆一層気持ちが篭ってたの気のせいじゃない。
光一さんに皆普段はこんな顔して(首上向きでぽかーと口開けて)聴いてるくせに!って言われる。KinKiファンは歌えないのでなく歌わないのです、2人の尊さを目に耳に焼き付けることに一生懸命なのです…!と声高に主張しておきますo(・x・)/

今日なんも決めてないんだよねー、もういっちゃう?て、リリースしてないコンサート映像の冊子を出してくる光一さん。過去映像(ASoBo/DomeDaininkiから武士道/愛してる愛してない/distance/FRIENDS)を映していきます。
*武士道:光一さん映るまで(自分がどんなか)わー怖いわーと連呼するも、映るとかっこいいじゃんおれー!に(笑) 可愛い(笑)
*愛してる愛してない:「剛くんかっこいいね!剛くんこれだよね!」って誰より興奮してる光一さん(笑) 結構光一さんの中にも好みの剛さん像って明確にあるなーと思う。強火金田一ファンだったり。凄く微笑ましい気持ちになる。

*FRIENDS
過去映像からいい曲だよね〜という話から歌おっか、と。ファンの皆様、取り上げられた曲だけども昔のアルバム曲もばっちりしっかり歌えるんだよな…当たり前かもだけど素敵だよな…とほんのり思いつつ。
歌唱後、キーの話になり光一さんが「鳥たちが(高)とーびたってくよー(低)」音程に苦渋なファンの歌真似を…頭上下させてこんなんやったで、って(笑) 剛さんこちら気に入ったらしくもっかいやってや(笑)ってせがんでました笑 微笑ましい笑

このへんで「今日はゲストが来てくれて…」と紹介あり、斗真くんが外野側からステージまでアリーナ向かって左側をラン!結構距離長い、しんどいのでは(笑) ※その後の長瀬くんはステージから登場
斗真くんにありがとうー言いながら斗真くんの頭の上で遠隔クレーンゲーム(撫で撫で)する剛さんが可愛い。あと「立派な俳優さんになって」といぢわるに褒めるくだり光一さん複数回、剛さんも乗っかって(笑)
*distance:踊ってる斗真探そうぜ!となって視聴。あれだろーって光一さんも剛さんもわかるらしい。

雨のMelody(with斗真くんダンス)
バックで踊った振りは忘れないよね、という話あり。剛さん立ち位置で踊る斗真くん〜終わってから昔の俺に教えてあげたい…(この位置で踊って)ごめんなさい…って両手を膝について喉から声を漏らす斗真くん…お世話になった後輩感( ; ; ) これ剛さん踊ってたかな記憶が飛んでしまった(涙)

斗真くんはけて、今度は剛さんの方にふぉ〜ゆ〜が揃って登場!担当カラーの円錐帽子被ってて可愛い(笑) 壁を越える力が凄いんだよね、なんて光一さんが褒めてました。

Happy Happy Greeting
お祝いしましょう〜と剛さんルームにケーキ登場。吹く役について光一さん「いつも俺吹かせて貰ってるから…あっこっちにもあるのね」と剛さんルーム同様にハマスタにもケーキ登場。しかし風が強くて火が点かない光一さんケーキ(笑)
消す前の音楽でハピグリ!twenty years!て字幕も含め替え歌!素敵だな〜幸せだな〜♡ 歌終わりでロウソクをふーと消す剛さんと、結局火が点かないためにふーと消す真似をする光一さん。可愛い(可愛い)

それからふぉ〜ゆ〜からKinKi Kidsへ手紙!しかし封筒に「Kinki Kids」と書いてしまう痛恨のミス笑 しかしこの後ふぉ〜ゆ〜がハケる時に「MA…」とめっちゃ間違っちゃう光一さんも痛恨のミス(笑)

*やめないで,PURE(withふぉ〜ゆ〜)
踊れるでしょー!という話になり「こっち狭いねんけど…」と困惑しながらセルフでケーキテーブル片付けたり画角収まるカメラ探す剛さんルーム一同笑 ふぉ〜ゆ〜含め5人でわたわた…「自分らでやるんや(笑)」と光一さん笑
剛さん黒いカーデ脱いでて、わき腹とか首もと緩めな服(最近詰まり気味だったから久々…!)の肌ちらにきゅんきゅん←
安定のバックでしたね。ダンスだってなんだって、剛さんの表現を見られると泣きそうになるよねー!涙

ふぉ〜ゆ〜はけた位で「限界や暑い!」な光一さん。着替えるわ〜言い出して、蝶ネクタイわからん…と言い堂島さんの前まで歩いていって取ってもらう笑 顎上げて咽元堂島さんに見せる光一さんそーきゅーと!!未来の光一さん奥様はこんな風に手のかかる旦那様を甘やかせるんだな〜いいな〜(妄想)
ステージ上でそのまま着替え出した光一さん、ばさっとYシャツ頭から脱いで(確か…脱ぎ方も萌え…)背中肉体美丸見え…やばいすごい…いい身体過ぎる(♡▽♡)!逆三角形な筋肉の流れが見えるライン…そして徐に被ったTシャツのお腹には金田一剛の顔…!!!(爆笑) こーれ光一さん言い出しっぺなのかな…気になるなぁ…笑
そしたら画面の向こうの剛さんもちょっと…とはけて光一さん「どしたん?」的なリアクションだったんだけど剛さんもトップス徐に脱ぎ出して(腹ちら…!!やばい久々の剛さんの腹筋…!!屈んでた体制が関わってたか分かんないけど結構凹んでるように見えたしシックスパック的なものが見えたような気が…高杉からか耳の関係からか運動されてる最近なのかしら…(´`*)) と一瞬にひとしきり興奮したらTシャツのお腹には光一さんが散々嫌がる(笑)ロンゲ時代の光一さん顔ー!!爆笑
光一さんあひゃあひゃ笑ってた〜こういうおなかからの笑い声聴くと安心するわぁ…。

*ひとりじゃない
この顔Tシャツ着てからのひとりじゃない、ってすごいよねぇ…確か光一さんが唐突に「これ歌っていい?昨日これも歌ったらいいなぁと思って」と言って歌ったのだけれど、剛さんは剛さんで冒頭の病状説明のフリップに歌詞書いてるし。繋がりあってるし…!
2人ともお腹に手を入れてTシャツの顔が歌ってるみたいに前後させたり(そして恍惚の腹チラ)、剛さんは椅子に体伸ばして腰かけて光一さんの顔撫でたりする笑 なんていうかさこの笑いと愛が絶妙に入り混じった空間はなんなんだ。愛してるとか信頼しているとか大好きだとか、そういう明け透けな感情がその言葉無しに贈り合われている空間。

*(仮)突発LOVE
「今堂島くんと作曲してる楽曲があって。どうするってなにも決まってないんだけど、今日ここで披露しちゃおうと思って」なんて言う光一さん。入院中の剛さんの手元に楽曲はあったそうなのだけど、「歌詞浮かばへんかったわ~ごめんな」と。たぶん申し訳なさを隠してころっとした声で仰っていました。

病気の不安や痛みを伴う治療に立ち向かっている剛さんへ、 唯一無二の相方が贈ったものが他でもない音楽って凄くないですか?ここ何年もあんなに合作曲を避けてきた光一さんが、相方の有事に渡したのがKinKi Kidsとしての音楽って。KinKi Kidsというグループは馴れ合いとかそういう柔なもので繋がっているものじゃない、音楽という表現でつながっているということ。今日という日に、舞台裏や作成過程を見せることが好きではない光一さんがファンの前で歌詞のないKinKi Kidsへ生んだ自作曲を披露すること。耳という音楽者にとって本当に大切な器官に痛手を負った相方へ音楽を贈る、KinKi Kidsを止めるつもりは更々ない、他の誰かと表現するつもりもない。そんな無言の、けれどなによりも雄弁な想いの伝え方だなと思いました。

楽曲自体もとてもきらきらしていて、それでいて切なさもあって、夏の夜空に合った堂島さんらしく同時に初期の光一さん楽曲を感じる音楽でした。パート分かれるとこが美味しいんだよ!と言って堂島さんと光一さんでそこもラララで表現。光一さんが「途中まで同じだったメロディーが2つに分かれるんだけど、最後の最後でまた一緒になるんだよ!」って。なんかKinKi Kidsの20年みたいじゃない、ねえ…?
披露中、画面の向こうで作詞の筆を走らせている剛さんの表情や雰囲気、佇まいにきゅんとした…こんな感じでおひとりで真摯に向き合っていらっしゃるんだろうな。
今回の披露で、光一さんお気に入りワード「突発が突発で…(剛さんの耳のことや今日の公演内容)」があって、そこからタイトル候補が「突発LOVE」に笑 光一さんはキャッチーだけどだめや~て最初言ってた(光一さんはたぶんこういう偶然性からじゃなく、練り上げてタイトルつけたいんだろうなぁ)けど剛さんはええやん?と乗り気で(剛さんはこういうその場の発露を大切にするタイプだからなぁ)。サビの頭のリズムにも「とっぱ~つらぶ♪」とうまく乗るやん、と笑 結果後半光一さんも突発LOVEって呼んでたね笑
この流れで剛さんから光一さんへ、僕からもお願いがあって…と。曲作ってるんで、それに歌詞を…と言った時点で俺歌詞は~ごにょごにょと身体くね~とさせる光一さん。けどこんな場面での剛さんのお願いで、光一さんなんかなし崩し的に了承した感じで(^^)♡ あと光一さんもう一曲作曲してるって…愛が深い。

なにも決まってないけど、決まってないのに言うなって言われるけど東京ドームでまた2人並んだ姿をね、と光一さん。その時にこの曲も披露できたらいいね、と。KinKiが揃って音楽をするのは現状では例年の冬コンのようです(8~10月は光一さんSHOCKだし、剛さんは耳の状態と相談しながらかとは思いますが、8~9月夏フェスできっとソロもリリースあるかもな予定、な季節だからね)。それまでにもしかしたら突発LOVEがリリースされたりしないかな~20周年を超えたKinKi Kidsの最初のシングルが今の2人が作った共作シングルだったら、こんな光のある音楽だったら素敵じゃない?そんなの必然であって運命じゃない??(願望)

to Heart
「一曲歌いますよ。to Heart」と言ってアコギを手にする剛さん。観客席から喜びの声。ここでも光一さんが「大丈夫なん?」剛さん「アンプつないでないしこの音量は大丈夫」って。このやり取り以外の場面でも、しきりに耳のことを気遣っていて…なんだこのスパダリ素敵すぎる(号泣)。なんかどこかの会話で(Tシャツ着替えたときだっけか?)、光一さんが「年ですよね、身体にくる。剛は右膝と左耳、俺は右肩が…」って言っていて光一さん?右肩?ってどきっとしたのだけど…
一回軽く試したときはギターの音も乗っていたのだけど、実際に披露したらギターの音がほぼ拾えなくて、図らずも剛さんのアカペラが3万5千人の耳に届く形に。
一音一音、一言一言大切に大切に紡がれているってわかる剛さんの歌声が心に沁みて。美しく儚く、繊細で暖かな情感の込められた音の運び。 神様は堂本剛という御仁にルックスや音楽や演技力やダンス…沢山の才を与えてくれたけれど、与えてくれたなら責任を以て生涯全うできるように授けてくれたら良かったのに、とつい恨み言を言ってしまいそうになる。右膝で踊りを、左耳で音楽を。大切なものばかり奪わないで、なんてつい言ってしまいそうになる。剛さんは昔から置かれた環境を理解して咀嚼してその上で表現をされる方で、今回の耳についてもこの公演でなんとなく元の状態に戻らないことを腹に据えて、受け止めて話している素振りだった。ある意味その点は光一さんの方がどんな無理もさせたくない、そんな風に見えた。
いろんなことを書いてしまったけれど、ただただシンプルに、純真に、堂本剛の表現が、堂本剛が好きだなぁって。何度目か分からないほど、深く深く思ったのでした。

*全部抱きしめて(with長瀬くん)
またゲストが来てくれてます。長瀬!と光一さんの呼び込みで長瀬くん登場!長瀬くんの白いTシャツにはペンででかでかと「きんききっず つよし」と手書きされている!愛!笑 ドラマ撮影中なのにごめんな~と話す光一さん、たまたまオフだったと返す長瀬くん。イケメン。テレ東音楽祭もありがとう、と。長瀬くん「逆に俺以外に頼んでたら嫉妬してたよ!」と。イケメン。←
楽曲は全部抱きしめてでテレ東音楽祭の再現!長瀬くんのボーカルパワーあるんだよな~曲の彩りが変わる。なんのリハもしてませんからね!と。凄い!
*硝子の少年(with長瀬くん)
光一さん「もう一曲やろう、硝子の少年は?」長瀬くん「そんなの恐れ多いわ~!」と謙遜するも披露することに!
はける前だったかな、長瀬くんが光一さんのほっぺにちゅー!光一さん「またBL言われるだろ~!」長瀬くん「ベーコンレタスな!」イヤイヤ照れ光一さんと押せ押せ長瀬くんの一連のやり取りを見詰める剛さん、何か言いたそうで言わないような、寂しそうで羨ましそうにも見えるような、ほんっとに絶妙な表情を浮かべていてうにゃ~って気持ちになった← 
思い起こされるのは他でもないΦコンである、あれはカウコンで長瀬くんにちゅーされた光一さん、それに対して繰り広げられた剛さんからの数々のちゅーと光一さんからのお返しちゅーであった…あれを円盤に入れてくれた事務所様には頭が上がらないのでございます…はああもしこの冬再来があったらなんて空想するでございます←

*Anniversary
「実は8時までだったんだよね、もうだいぶ過ぎてる!」なんて光一さん。最後の曲にしたいと思います、とアコースティックバージョンのAnniversaryを。流れるメロディは麗しく美しく。頭のHey!みんな元気かい?とこの曲だけは決めていたみたい。最後の曲なんだなぁと寂しい気持ちにもなりつつ、一生懸命に歌いました。
光一さんとファンが歌う中、剛さんは柔らかい表情、視線で筆を走らせていて、曲が終わるとイラストとメッセージが!涙 上からKinKi Kids 20thの文字、配られたタオルの入ったビニールバックに描かれていたような2人の姿と、ございます ありがとう ございます の文字。1つ多い「ございます」はバックに光一さんが書いた「ありがとう」の言葉の続きだったりいたしますか…?(ときめき)
歌った後に光一さんがモニターを振り返って、剛さんに「聴いてた?みんなすごく上手に歌ってたよ」と話しかけて、剛さんが「聴いてましたよ」って優しい声で返していて。剛さんパートをファンが歌っている最中、その声を聴いている光一さんの表情は穏やかで優しくて、暖かな幸福を感じながら緩く左右に揺れていて。これまであまり見たことのない表情だった。いろんな難しいことの一切ない、取り払った素直な光一さんの表情に見えた。


最後にお2人からご挨拶。剛さんが少し長めにお話ししてくださって、今日ここまで意図的に明るくしてくれていたけれど、やっぱり胸の中には申し訳ないって気持ちがいっぱいだって痛感するご挨拶で。けど剛さんが謝ろうとすると光一さんが自然と話をさえぎって切り替えて、KinKi Kidsのこれからを話して。今後にワクワクしています、なんて光一さんからKinKi Kidsに対する言葉が出て。私たちもすごくうれしかったし、きっと誰より剛さんがうれしかったんじゃないかなって。
公開プロポーズだったよね、偽れないファンの前で光一さんがこれからを誓っていた。
剛さんから「そこにいるかわいこちゃんたち、いつもありがとう。僕は君たちをいつまでも愛してる。これからも変わらず愛してほしい」それから(マイク越しに)ちゅっ、とキス。愛するに決まっているよ、こんなにも強く優しい2人の愛を、いつまでもいつまでも見詰めていたいよ。

最後は花火も打ちあがって(途中横浜で打ち上げられた花火も見えていたけど)、繰り返さない、二度と廻らない、大切な大切なお2人との夏の思い出だなぁ…と思いました。


2日目は参加していませんでしたが、15日とは異なる後輩達が来ていたり、突発LOVEの歌詞が進んでいてそれが披露されたり(15日の風景が反映されてて心に沁みる…再度書き足された「あいたいよ」が刺さるのです)、最後に2人で愛されるより 愛したい(遅れてもいいから2人で歌おうよ、って光一さんが誘って。バラードいがいいよねと言い選曲した曲がこれってもうほんと狡い、光一さんの明け透けな愛が狡くて幸せで。)を披露したり。

イレギュラーなことが集まって集まってのPartyでしたが、 こんなにも光一さん剛さんの愛が溢れた空間はなかったんじゃないか、と思いました。音楽人として耳の不調を抱えた剛さんの心象は想像もつかなくて。けれど剛さんは自らから音楽を手放す気は更々なくて、耳の調子がどうであってもその時の状態で音楽を続けますと宣言していて。そして現実に直面する剛さんへ、光一さんは普段照れたり言わなくても伝わっているときっと思っている剛さんへの愛情を、身体でも態度でも言葉の端々からも明らかに表していて。光一さんはKinKi Kidsを止める気は更々なくて、剛さんの手を引いてこの先の階段を登ろうとしている。それを剛さんへ、ファンへ、どこかの大人達へ宣言するような夜でした。


これまでもこれからもKinKi Kids堂本光一堂本剛ただその2人だけで、様々な困難を、そしてそれ以上の幸福を、これまでもこれからも2人で乗り越え表していく。願わくばその姿をいつまでも見詰めさせてほしい、そう思います。

 

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2017.8.24 追記

内くんのサマパラ2017に光一さんがゲスト出演(8/22公演)。SHOCK赤ロゴ入り黒ジャージ(上は腰巻き)&黒半袖Tシャツ&サラツヤヘアーで30分喋り倒したそうですが(流石の座長…!笑)、その中で内くんから剛さん部屋に入った際の状況に関して

「とんでもない空気で24インチくらいの小さいテレビを絶妙な距離感で見てましたよ。こっちは光一くんの声しか聴こえない。俺が出てきてファンの方がどんな空気になっているのかわからない」

と話していました。

剛さんにはあの日のファンの歌声は耳に入っていなくて、だから光一さんがAnniversaryを歌い終わった後「みんな上手に歌ってたよ」って優しい声で剛さんに伝えていて、それで剛さんが頷いていたんだなって思いました。ファンの声が聴こえなくても、その情景が剛さんの紡ぐ突発LOVE(仮)の歌詞の中に歌いこまれていて、本当にファンのことを想ってくれる、想いが伝わっていることを示してくれる。凄い御仁だなぁと改めて思ったのです。

 

剛さんの耳が少しでも良くなりますように。音楽が剛さんの傍に寄り添う日が訪れますように。ラジオやTVで剛さんから発される言葉を聴きながら、今も祈り続ける日々です。

8/19夜から、サマソニ初日の夜から、剛さんがF&MBで遣り切れなさを吐露した夜から。Duttchさん発信で、 tu funk all starsがあいがったを一人一人演奏して、編集して、1つの音楽にしてくれている日々です。その日のDuttchさんのツイートも剛さんと話したのかな、このフェスに不参加になった状況への憤りを聴いたのかな、なんて感じる呟きで(「もうすぐ放送かぁ」「ラムネ美味かったなぁ。」「なんでもそうやけど、リハビリせなやなぁ。」)。それから始まった愛の循環です、どうか剛さんがこの輪の中で歌声を響かせる日が訪れますように。

 

 

一意専心

Endless SHOCK 2/24公演 1454th

初めて座長さまを、公演を観劇させて頂きました。

徒然ですが、感じたことを書き留めたいと思います。

 

  

堂本光一という御仁は此処で、この場所で永く永く世界を構築して歩んで来たんだと。幕間、胸の鼓動が鳴り止まなくて、鳥肌が止まらなくて。1454回の重さに圧倒される。光一さんが光一さんとして成し遂げたい、成し続けたい物語が確かにこの空間にはあって、表情や呼吸一つ一つを重ねて重ねて重ね続けて辿り着いた今なんだと思った。

 

光一さんは客観性の人だ。何処までもご自身はこのSHOCKという世界の一つで、光一さんを全てとして脚を運んだ人達にもカンパニーの素晴らしさ凄まじさをまざまざと見せつける。ご自身の生まれ持ったものが舞台という場所では効果的でないと知っていて、それでもこの世界の中心で居続ける努力や鍛錬を表からも裏からもこれ以上なく続けてきた人だ。

舞台や芝居の贅沢なことは普段の彼なら決して見せない面を演技として見せてくれることで、唸る声も荒れた息遣いも生々しいものだから尚一層引き込まれていく。

 

一意専心という言葉がとても似合う。1454回の全身全霊と、そのステージに立つ為に重ねた幾千の全身全霊が、その結果が劇場というステージ。
幕が開いて見える世界があるのだろうから、コンサートでも終演後直ぐに次のステージを考えるのが光一さんなんだな。

 

光一さんのホームなんだな。この方の魅力が詰まっている。
光一さんの歌声に一番彩りを感じられる場所だなぁ。演劇の中の喜怒哀楽が美しくて堪らない。

 

最後客席のスタンディングオベーションを見て、よっしゃってオフマイクの感じで言って…屋良くんと笑顔でガッツポーズみたく腕を曲げてぐっと手を握り交わしてたのときめいたー。美波里さんとも手を交わして〜男性が下からエスコートするときみたいに添える感じで。素敵やったぁ

 

 

ほんと鼓動が高鳴って鳴り止まなくてどうしよう、ってなった。あの頃剛さんが傷や痛みを抱えて零しながら声を絞り歌う姿に私の未来を縫い止められたように、今日という日にSMGOを歌い踊り唸り叫びそして笑う光一さんにこれからの未来を、新しい未来を縫い止めて貰ったのかもしれない。

 

光一さんの口を横に開いて歌うのは癖なのかなぁと不知に思っていたけれど、演劇の世界の発声なのかなぁと思った。光一さんの歌声の鍛錬はショーを重ねる中から生まれたんだな。

 

SHOCKに通い続ける方々は東京ドームではどんな気持ちで姿を見ているのかな。こんなに近く笑顔も苦悶も見える劇場という空間と、2人という奇跡の粒に遠く遠く包み込まれる空間と。

 

こんな人に背中を預けていたんだな。こんな人同士が背中を預け合って、立ち続けていたのがKinKi Kidsだったんだな。ほんと凄いこと過ぎて。20年経って、舞台をはじめてからなら15年経ってからそんなことを知っている。

 

 

光一さんの歌声の機微に気がついて、捕まえられている自分に気がつく。これまでは起伏の少ない、芯の通った歌声だと思っていた。そうではなくて、その芯の周りを纏う羽衣の様な彩りに抱かれる心地良さが確かにあって、この人の声を信じて居たら大丈夫なんだ、って思わせてくれる安心感がある。僕が君を感じさせてあげるよ、って。そう笑みを浮かべるでもなく、ただ一心に歌い踊る姿で、それだけで十二分に私達を魅了するんだ。

 

 

 

観劇から1週間経ちますが、その後めざましテレビや関ジャム、シブ5時等録画していた裏側を映す番組を見たり。1000回公演の際のNHKドキュメントを見たり。堂本光一という御仁の魅力に今更ながら引きずり込まれています。

これまでは多様性の御仁に見惚れていたけれど、芯の通ったこの御仁の魅力に惹き付けられていて…20年目にして、隣に立っていたその人自身の魅力にのめり込み始めました。KinKi Kidsの可能性の塊に、どこまでも深く深く潜り込みたい。改めて、好きなんだと体感させて頂きました。また必ず伺いたいと思います。

 

 

回顧録/2016 (生きているということ、生きたいと思うこと)

去年の暮れに堂本剛さんに会うことをしよう、と思い1年が経ちました。

TUを聴いて、剛さんは世界から解放されたんだと思い、居ても立っても居られない気持ちになったことが理由です。2015年のソロツアーに参加しなかったことをとても悔いていて、やっぱり会いに行かなくては、と思ったことが理由です。

 

 

2015.12.31  2015-2016 Concert KinKi Kids 観覧

KinKi Kidsのコンサートを初めて観覧する。

私にとって、ファン人生の新たな始まりでした。

OP、堂本剛堂本光一が一歩一歩ステージ前方へ向かって歩む姿にただただ圧倒されました。こんなにも高貴で唯一無二で尊い事実がここにあるのだと。そして外周を歩く剛さんの姿が目の前に、双眼鏡がなくとも表情が見えるその眼前に映って、ああ堂本剛という御方は同じ世界で呼吸をしているんだ、汗をかき筋肉を動かし伸びやかに歌い呼吸しているんだと、そんな事実に直面したのでした。

 

2016.2.21  TU FUNK ALL STARS CON!CER-TU 参戦(2.18-28)

剛さんのソロ。開演前からステージに登って音楽を奏でるような、そんな自由な世界まで歩み到達していた剛さん。奏でる音楽は既に会場に合わせる余裕を持っていて、メロウでシックでそれでいて堪らなくfunkな空間でした。歌声に酔いしれて、ブルベリジャンプで剛さんに踊らされる中毒を数年ぶりに体感したのです。そしてこんなにも強く儚く美しい「これだけの日を跨いで来たのだから」が奏でられていることを知ったのです。いつまでも貴方の世界を感じて、信じて、見惚れていたい。心酔して生きて生きたい。そう思った公演でした。

 

2016.6.8  Grateful Rebirth/TuFunk2015 リリース

やっぱり剛さん、季節を廻って、新たな春を去年迎えていたんだな、と確信した2枚でした。ハートフルで自由で心地好いファンクミュージック。解放。悪戯っ子な視線を見せるくらいの。信頼の中で生まれる見たことない視線。表情。生きるためにどうしても必要だった音楽から、自身が救われるための音楽から、誰か音楽の先にいる一人へ届くような音楽への変化。信じる世界の中で解放を見せる剛さん。2002年に旅を始めて今、信じられる世界に到達したんだな、と涙が止まりませんでした。

 

2016.7.20  薔薇と太陽 リリース

20周年に向かうKinKi Kids、というスタート始まりの曲。なんだかキンキキッズがざわざわしているぞ、なんて思っていたけれどそんなものではなかった。日テレの夏の音楽特番での初披露。ああまたKinKi Kidsは自ら自らの固定観念をぶち壊しにきたな、と思った。無粋な言葉で表現すれば惚れ直した。(何度この2人にはこんなにも、幾度も目を見張らされるのだろう、幸せすぎて気が狂いそうな程。)音楽番組の出演数、20周年サイト開設。ああこの人たち20年弱経ってもこんな爪を残して、新たな翼を生やして舞い歌うのかと幸せで目が眩むような心地がした。

 

2016.夏  映画「銀魂」撮影

twitterで若干気配は出ていたけれど、まさか高杉役なんて、と堂本剛界隈の世界が震撼した。年末の東京ドームでだーふく監督の「悪役をやらせたい、殺陣もある、おふざけなし」にぶつくさ言う剛さん、なんてシーンを見たけれど。たぶん来年の夏にはその色気と本気にある意味惨殺されているに違いない。なんとしても生きねば、と思った。こうしてアイドルオタクは命を永らえるのである。

 

2016.8.10  2015-2016 Concert KinKi Kids リリース

嗚呼あの冬に目の前で見た堂本剛堂本光一はあんな顔をしてあんな声をしてあんな身のこなしをして私たちを魅了していたのか、と再認識する。このときBlu-rayデッキを新調する。愛に耐えうる画質を手にする。同じ時間を生きる今に、神様に改めて感謝した。怒涛のリリースラッシュ。今年はKinKi Kidsが私たちを離さない。

 

2016.8.27  平安神宮ライブ2016(8.26-28)参戦

ああ堂本剛は神様や仏様に愛されているんだなと思った。最後のセッションでステージリフトに登り、スモークと光の中でギターを鳴らす姿をみて、素直にそう思った。京都での公演で剛さんなんだかリラックスしていて、MCも柔らかい雰囲気で。東京で冷たい風に吹かれて生きない剛さんがいたとしたら、この柔らかい佇まいを以て命を送っていたんだろうなと思う。

このときatushi nakashimaの服を着ていて、その後パリコレに音楽提供を行う。メディアでほぼ取り上げられてないけどこれきっととんでもないことだよね。

 

2016.9.21  N album リリース

NHK-FMの1時間ラジオ特番(堂島孝平さんゲスト)もありつつ。「陽炎~Kagiroi」を初めて聴いたときにはぽろぽろ泣いてしまった。20年、結成から数えたら25年余を共にした堂本光一と、KinKi Kidsという場所で堂本剛はこんな曲を表現しようと思えるに至ったんだなと。喜びで嗚咽が止まらなかった。咽び泣いた。

アルバム全体としても堂島孝平さん、どんちゃんが参加して新しいKinKi Kidsが見える1枚になった。アイドルらしい煌めきも兼ね備えた、美しい1枚だと思う。「なんねんたっても」のPVに感涙。素敵だなぁ。

 

2016.9.29-11.2  We are KinKi Kids Live Tour 2016 -TSUYOSHI & KOICHI - 公演

10.8&9(宮城)、10.22&23(札幌)計4公演参戦。

アリーナツアーは一期一会の公演が多くて、公演数の限られた例年のドームコンサートでは見せないような楽しさ(例:山下達郎さん風の「硝子の少年」、ぱ~らだ~いすな「ホタル」)をもって歌やMCをしていたなぁと。一緒にいる時間が長くなることで、2人の雰囲気も一層良く近づいていて。地方公演も2年、長くても3年に1回くらいはせめて実現できたらなぁと思う。そうしたら楽しいKinKi Kidsをもっともっと一緒に体感できるよ、みんな。

ハコが小さいこともあって、10.22の公演はステージ前5列目という驚異の席で、双眼鏡なんていらない距離で剛さんと光一が舞い歌う姿を拝見した。とんでもなかった。

それと多ステの良さを知った。演目が一緒であっても自分の席が毎公演違うんだから違う見え方をするということなんだよね。MCは毎日違うし。つぶさにその姿を目に焼き付けたいと思うんだ。

 

2016.11.2  道は手ずから夢の花 リリース

ここにきて歌い上げる曲。その日の調子が相当覿面に表れる曲で、だから嵌ると破壊力も抜群なんだな。個人的には初回のMステでの披露が、アリーナツアー直後で喉のコンディションが整っていて一番やばかったと思う。

 

2016.11  紅白初出場発表

乃木坂46と衣装被りな剛さん。紅白出場かぁ。新たなKinKi Kidsだなぁ。

 

2016.12  年末音楽番組特番

出演数の多さ。読売系列ではトリでちょけるという偉業(笑)。FNS第2夜ではシンデレラ・クリスマスでトップバッターを&堂本BBバンド名義でトリを務める。道は手ずから夢の花のアカペラ入りを間違える光一さん(のちの「誓えばとしふみ踊りだせ」by東京D公演MC)。

 

2016.12.22&23  We are KinKi Kids Dome Concert 2016-2017 -TSUYOSHI & YOU & KOICHI - 東京公演

2公演参戦。アリーナツアーを踏襲し、一部曲目を変更した構成。今年の剛さん納め。アリーナツアーでも行ったブルベリジャンプを5.5万人というハコで行うのは堂本剛くらいだよ。とんでもないと思う。

ストレートな恋愛曲が好きという光一さんと今は作っていないという剛さん。SONGSで舞台裏に密着していたけれど、こんな正反対な面がある2人が2人という形を留めてここまで歩んできた奇跡が、年初のコンサートで登場した2人の姿に感じた「圧倒」される何かの正体なんだと思う。日経エンタで「数年前に解散を考えた」と言った光一さんが表すように、2人でいることを止めるという選択肢だっていつも存在していて。けれど20年、その選択肢を選ばずに居続けた2人に感謝してもし切れない。あなた方の輝きがいつだって私が歩む先の道を照らしてくれていた。

 

 

今年はあと、紅白歌合戦とカウコン(FNS2夜後の事前収録)を残すだけです。

2016年はSMAP兄さんが衝撃的で悲劇的な終焉を迎えることになってしまって。酷い逆説として、今この瞬間大好きな人を応援できること、堂本剛堂本光一KinKi Kidsをしていることの軌跡と運命と尊さをもっともっと信じて応援していきたいと改めて強く思った1年でした。

 

六本木1公演/平安神宮1公演/アリーナツアー4公演/ドームコンサート2公演 計8公演、お姿を拝見しました。剛さんは今を生きていて、命を歌っていて、私もきちんと生きなければ恥ずかしい、と思うことが何度もありました。凄い御仁だなと思います。

 

来年は初めてSHOCKを観劇に行きます。(これは今年のツアーで2人のソロパートを設けたことが理由です。ソロで心身を尽くして歌い踊る堂本光一が命を懸けている舞台を体感するなら今しかないなと思ったのです。)剛さんもソロやろうかな、と言っていたり。年明けにはKinKi Kidsバラードベストも発売になります。応援できる場所があることの幸せを噛みしめて、2016年を締めくくりたいと思います。